日本は和の国だとか、日本人はチームワークの得意な民族だとか、そう思っている方も多いのではないでしょうか。 で、そんな話の文脈で、聖徳太子が和を以て貴しと為すと言ったとか何とか思い出したりする人も、少なくないのではないかと思います。 でも、実は聖徳太子の言葉は、実は和の国日本というよりは、不和の国日本な実態を明らかにしている切実なものだったりします。 知ってるようで意外と知られて無さそうな、この聖徳太子の「和」談義について、ちょっとここらでよく見てみようではないですか。 なお書き下しはかなり適当。読む本読む本好き放題にバラバラに書き下してるし、読み仮名もそれぞれ異なるし、あんまり細かく気にするものではないっぽいです。 というわけで、十七条憲法第一条 一に曰く。和(やわらぎ)を以て貴と為し、忤(さから)うこと無きを宗とす。人皆党(たむら)有て、また達者少し。これを以て或は君父に順わずして、また
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