自民党の教育再生実行本部が大学入試にTOEFL義務付けを提言したと報じられたのは、しばらく前のことだった。これが夏の参院選の公約になるらしい。 「「大学入試にTOEFL義務付けを」 首相に自民提言」(朝日新聞2013年4月8日) 提言自体は公開されておらず、報道だけでは内容がよくわからないので、放置していた。しかし最近、提言をとりまとめた政治家のインタビューが別の記事になっていて、これがあまりに笑止な内容だったので、さすがにひとこと書きたくなった。 「(争論)大学入試にTOEFL 遠藤利明さん・江利川春雄さん」(朝日新聞2013年5月1日) 私も副大臣や政務次官として国際会議に出ました。公式な会合は通訳がつきますが、大事なのはその前のあいさつから始まって、夜のパーティーとか、みんなでわいわいやっている場での会話です。それが次の会合に生きてくる。でも悔しいことに英語で話せない。中高で6年もや
【5月1日 AFP】ニュージーランド当局は1日、あまりに奇妙だったり、人を不快にさせるとして申請を却下した赤ちゃんの名前77件のリストを公開した。 内務省が却下した赤ちゃんの名前には「ルシファー(Lucifer、悪魔)」、「マフィア・ノー・フィアー(Mafia No Fear)」それに「アナル(Anal)」や「.」と書いてフルストップと読ませる名前などがあった。ほかには「4Real(マジで)」や「V8」「クイーン・ビクトリア(Queen Victoria)」なども認められなかった。 一部事例では、親が名前を考えるのも面倒になったのか、「セカンド(2nd)」「サード(3rd)」「フィフス(5th)」という名前を付けようとする親もいた。 ニュージーランドでは、子どもが公的な称号や階級を持っていると思われかねない名前が禁止されている。故に、「キング(King)」や「デューク(Duke、公爵)」、
要約: 背水の陣 という言葉は「退路を切って必死に戦う」という意味ではない。実際には「天才は常識を逆手にとることが出来る」というような意味なので、天才でない限り真似をしてはいけない。 背水の陣、という言葉がある。水を背にして戦うことで、退路を無くした兵士に必死に戦わせる、という意味であり、転じて、必死になるために逃げ道を潰すというような意味で一般に使われている。 ところでこの言葉は漢王朝創業の功臣であるところの韓信が井陘で趙軍と戦った際に実際に川を背にして戦った故事がもとになっている。 当時の軍学では、川を背にして戦うことは、退路を断つということだから、万が一負けた時に大変なことになるので、これはやってはいけない、とされていた。韓信はその軍学に反する行ないをした訳だが、韓信というのは軍事の天才であって「兵士に必死で戦わせる」などという目的でこういうことをした訳ではない。 ところで当時韓信は
カメはワニや鳥に近い 【桜井林太郎】カメは同じ爬虫(はちゅう)類のトカゲやヘビのグループより、ワニや恐竜のグループと進化の起源が近いことが、理化学研究所や東京医科歯科大などの国際共同研究グループによる全遺伝情報(ゲノム)解読でわかった。28日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に発表する。 カメは背骨と肋骨(ろっこつ)がくっついてできた甲羅など独特の特徴を持つ。約2億2千万年前には存在したことが化石から判明しているが、その起源はトカゲやヘビに近いのか、恐竜や鳥類と同じ系統のワニに近いのか、それとも全く独自に進化したのか議論が続いてきた。 理研などのグループは約2年かけてスッポンとアオウミガメのゲノムを解読。ほかの脊椎(せきつい)動物と遺伝子の塩基配列を比較・分析した結果、カメはワニ、恐竜、鳥類などから、約2億5千万年前に分かれ、近縁だったことを突き止めた。 続きを読むこの
ユニクロ、社名でいえばファーストリテイリングは240時間以上時間外労働をすると処罰(しかもかなり凄まじい)の対象になるので、それ以上はみな申告せずにサービス残業状態である。 しかし、逆に言えば、240時間まではしっかり残業代が出るということである。 240時間ということはだ、例えば基本給が21万とすれば、21日出勤8時間労働を基本とすると、時給1250円。 割増で1.2倍でるとすると36万もの残業代が支給されている計算になる。 基本給と合わせれば総額で57万である。 明らかに、あと一人雇ったほうが安い。 これが繁忙期の1ヶ月だけ240時間残業が必要だけど、残り11ヶ月は暇で暇で定時帰りってなら、雇い入れない理由としてわかるが、ファーストリテイリングはこの殺人的な時間外労働が定常化している。 あるいは、残業代は240時間出すけれども、実際は+200時間ほどサビ残してもらっているので元は取れて
歴史に名を残す日本の経済学者は、高度経済成長の預言者となった下村治博士くらいのものだろう。その下村博士も、オイルショック後の日本経済について、エネルギー制約からゼロ成長になるという読み間違えをしている。しかし、間違えた理由が何だったのか、検証できる理路整然さは評価されている。そこから「経済とはどういうものか」という認識が深まるからだ。 先日、書評家の小飼弾さんが「日本の景気は賃金が決める 」(吉本佳生著)を高く評価していたが、デフレの原因が賃金であることは、ある意味、当たり前である。景気というのは、設備投資を起点に、それが工場や店舗を増やし、需要と雇用が伸び、所得増によって消費が拡大し、需給が引き締まって物価が上がるという経過をたどる。こうした見方は、エコノミストには、ごく普通のものだ。 したがって、デフレの原因を考えるときは、超低金利と低賃金という投資収益を得る上で格好の条件が揃っている
どもです。林岳彦です。息子の3DSにバーチャルコンソールの「ソロモンの鍵」を密かに入れました(まだ3面)。 さて。 前回の記事: 因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ につきましては沢山ブクマ等をいただき大変ありがとうございました*1。大変感謝しております。 さて。上記記事について、ublftboさんから「相関関係の定義が書かれていないのでは」(相関と因果 - Interdisciplinary)とのご指摘をいただいたきました。 ご指摘は確かにごもっともですので、今回は「相関」概念についてと、そのついでに近年に開発された"21世紀の相関(MIC)"の話について私なりに書いてみたいと思います。 (以下、ややマニア向けの話になるかもしれません。あと前回ほどではないですが、それなりに長いです。)
このブログは閉鎖します。 2024年になって、世の中がこれから色々と大変になりそうなので、 そちらに集中するために消しておきます。 何か連絡がある場合は Wakuwakusan@gmx.com までメールください。すぐには返信できませんが、 たまに受信箱をチェックするので気づいたら対応するかもしれません。
専科の教授が少ししかいなくて、それも僕の研究室は非常勤というか、来る頻度があまりにも少なすぎて。その先生はその先生で、リアル寄りの表現をする方だからか、生徒に対して「これは漫画絵」「あれも漫画絵」。大きな目のきらきらした絵を描いているわけでもない、よくあるかわいらしいファンシーな絵、綺麗な線の細いでも「漫画絵」。「漫画」が、評価できないと判断したものを便利にまとめる言葉になっているのだろうと考えていますが・・・。 「自分に評価できないものしか見れないよ」であろうスタンスに絡んでもう1個。例えばデジタルでの表現をしたいと言った生徒にもアナログの画材で描くことを勧めたり。勧めると言っても半ば強制的。みんながみんな、似たような水彩画。似たようなアクリル画。ペン画。おかげで、研究室の作品集を友達に見せた時は「みんな○○センセイの顔して歩いてる絵になっているな」なんて言われたりして。 でも、おそ
私はラーメン店を開業し廃業した体験談をHP上にて公開しています。HP上で私はラーメン店を開業することを勧めていません。それは安易な脱サラは失敗する確率が高いと考えているからです。しかし、私の思いとは反対に私の体験談を反面教師として実際にラーメン店を開業した方もいらっしゃいます。実は、私はその方を尊敬しています。失敗した例を知りながら挑戦する勇気に対してです。 私は考えました。失敗に至る例をもっと紹介しよう! と。 より多くの失敗事例を知ったのちに開業に踏み切るなら失敗する確率はもっと低くなるはずです。 本書は私が見聞きした事例を参考に、読者のみなさんにわかりやすいように具体的に話を展開しています。とくに後半は物語ふうに書きました。一般の人は売り上げ不振で廃業することは想像できると思います。しかしそれ以外の理由で廃業してしまう例もたくさんあります。本書では売り上げ不振以外の理由で廃業する物語
因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ(質問テンプレート付き) - Take a Risk: 林岳彦の研究メモ ひっそりと感想文をば。 相関関係の定義 リンク先では、因果関係の便宜的な定義がなされているけれど、相関関係の方にはそれが無かったりします。で、この種の問題においては、そもそも相関関係って何だっけ?みたいな問題意識もあると思う訳ですね。 サイコロ 独立した2つの現象に関連性が現れることは、単なる偶然によっても生じえます。もっとも単純には、「二つのサイコロを転がしたら同じ目がでた」なんてのがそれにあたります。 で、ここにある、二つのサイコロを転がしたら同じ目がでたを、相関関係と呼べるのかどうか、みたいな疑問も出てきたりするのです。2つサイコロを振ってゾロ目になる事を相関関係と表現出来るのなら、どこからどこまでの現象をそのように呼べるのだろうか、と思えてくる
ハイジャック防止法違反など3件で起訴された片山祐輔氏について、東京地裁(大野勝則裁判長)は17日、争点や証拠を裁判前に絞り込むための公判前整理手続きを行うことを決めた。裁判所、検察官、弁護人の3者協議の後、弁護人が記者会見を開いて明らかにした。 公判前整理手続きは弁護人が求めていた。佐藤博史弁護士によれば、検察側は「他にも複数の事件で追起訴の予定がある。捜査が全部終わらないと、公判前整理手続きについての意見も言えない」としていた。裁判所が、いつ捜査が終わるのかを訪ねたが、検察官は「いつとは言えない」と回答を避けた。また、検察官は「本件については、先に起訴した事件と全く別な事件があるわけではなく、(他の事件も起訴済みの事件と)一体のものだ。証拠はすべて共通している。そのため、今すぐに弁護人に証拠を開示すると、証拠隠滅が可能になる」とも述べた、という。 裁判官3人が別室で10分ほど協議した後に
ボタンといえば・・・ ブログやニュースサイトにつくボタンとしては、TwitterやFacebookのいいねボタンがよく見るパターンですよね。 しかし、MSN産経ニュースは、そこに「川柳を書く」というボタンがあるのです。 これをクリックするとどうなるのでしょうか? 押すとどうなるのか? まぁ、予想通りではありますが、なんとニュースに関連する川柳が投稿できます。 会員登録などなしで投稿することができます。 プレビュー画面では、ちゃんと縦書です。 反映されました! なんというか、極めてファンキーな機能だとは思うのですが、日本でしかありえなくて、おもしろいなあ、と思いました。この機能が、タイトルの直下という、すごく目につく場所におくというのが、産経の本気を感じさせます。 斜め上の機能ではありますが、新聞社のサイトは、どうしてもニュース内容が同じだったりしてしまうので、このようなちょっと変わった機能
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