◇竹島領有メッセージ問題 ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本−韓国の試合後に韓国の朴鍾佑が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた問題で12日、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は朴への銅メダル授与を保留していることを明らかにした。また、国際サッカー連盟(FIFA)が関係者への事情聴取を開始し、9月中旬に対応を決めるとし、IOCはFIFAの決定後にメダルの扱いを決めるという。 一方、韓国紙中央日報の電子版は同日、韓国サッカー協会が上級機関の大韓委員会に「セレモニーは意図的でなかった。サポーターが渡した紙を手にして広げただけ」と報告していたと報じた。 韓国の聯合ニュースは韓国サッカー協会関係者の談話を紹介。この関係者は「事前に準備したセレモニーでは絶対ない」と、偶発的な行動だったことを強調した。 共同電によると、韓国代表のスタッフを務める日本人の池田誠剛氏は「サポ
大阪市の橋下徹市長は29日、公益財団法人「文楽協会」(同市中央区)への補助金について、予算ヒアリングのため申し入れた面会を人間国宝に拒否されたとして、「特権意識にまみれた今の文楽界を守る必要はない」と述べ、全額カットする意向を表明した。市は今年度本格予算案に昨年度比25%減の3900万円を計上しているが、橋下市長は議会で可決されても執行しない方針。 文楽協会への補助金を巡って市は4月、25%減らす方針を示した。橋下市長は29日、記者団に「文楽協会に『直接意見交換したい』と言ったが、拒否してきた。市長に会う会わないに関係なく『補助金はもらえるもんだ』と勘違いしている。恐ろしい集団だ」と激しく批判。「大衆文化が特権になってしまった。こういうところに衰退の原因がある」などと述べた。 補助金カットに対し、人間国宝の竹本住大夫さんは「300年の伝統に恥じぬようにと精進してきた文楽が、あまりに軽く見ら
需給緩和量を確実には見込めない対策として、契約電力500キロワット以上の大口需要家から節電分の電力を関電が買い取る「ネガワット入札」による需要抑制▽東京電力、中部電力、中国電力、北陸電力の4電力会社からの追加融通162万キロワット▽卸電力取引所を通じた調達9万〜18万キロワット▽好天による太陽光の出力増8万キロワット▽水量増加による水力発電の出力増22万キロワットなども盛り込んだ。これらを合計すると、供給力不足が約300万キロワット改善する計算になるが、関電の岩根茂樹副社長は「単純に計算できるものではない」としており、実現のハードルが高い。 ◇「通報制度」など大阪府市独自策 一方、大阪府市エネルギー戦略会議は15日、独自の節電策を提示した。照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が見つけて通報し、中小事業者に節電を促す「節電通報窓口」の設置や、真夏の午後に役所を閉めて節電するなど、家庭や事業者
県内で発見された約1万3000カ所の遺跡の全位置をインターネットで確認できる地図情報システム「島根県遺跡マップ」の運用が始まった。県文化財課がこれまで県や市町村など行政内部で利用されてきたデータを市民に開放した。 県はこれまで紙製の「遺跡地図」を5年に1回改訂してきた。約4年前からコンピューターを用いた地理情報システム(GIS)への移行を順次進め、今回初めてネットでの公開をすることにした。 マップでは、地形図、航空写真と地図にそれぞれ遺跡の場所を表示。遺跡の名称、時代、遺構、出土品などの情報やおおまかな位置と範囲も表している。同課のウェブサイトにある「島根県遺跡マップ」と書かれたバナー表示をクリックすると閲覧できる。 同課は「開発工事の際、周囲の遺跡の情報を確認したり、歴史ファンの遺跡めぐりに使ってほしい」としている。【曽根田和久】
暴走族が激減している。東京都内の場合、ピークだった1980年には5379人だったが、今年1月に警視庁が把握したのは50分の1の119人。グループ内での厳しい上下関係が若者に敬遠されるようになったことに加え、長引く不景気でオートバイの改造などにかける金が不足しているのも減少に拍車をかけたとみられる。 警視庁は共同危険行為が道交法で禁じられた78年から、暴走行為の摘発時などに得た情報などを基に暴走族のグループ数や人数を把握している。1月時点の都内の暴走族は16グループで、80年の148グループから大きく減少。グループの規模も小さくなった。 全国的にも同様の傾向で、警察庁によると、全国の暴走族は82年の4万2510人から昨年は8509人に減った。グループ数もピーク時(02年)の1315から452に減少している。 捜査関係者は「若者の上下関係の意識が希薄になったことに加え、パソコン、ゲームなど娯楽
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