前回のコラムでは、テレビCMなどのマス広告は、ある程度「炎上」と呼ばれるような批判が起こることも踏まえて、コミュニケーションの設計を継続的に考えることが重要ではないか、という話を紹介しました。 ただ当然ながら、こうした広告に対する批判が可視化された、現在のメディア環境の変化に晒されているのは、テレビCMだけではありません。 最近でも、美容雑誌「VOCE」の「女の市場価値はいくつまで?」というネット記事が批判を集めて、削除に追い込まれる騒動がありました。また、Web動画やTwitterキャンペーンなどが批判の対象になることも増えています。 今後、企業のネット広告担当者にとって広告表現以前に注意しなければいけないのが、「ネット広告手法の選択」によって発生する2つのリスクです。 まず、一つ目のリスクは、自社の広告が不適切なコンテンツの広告枠に表示されることにより、広告主が批判されるリスクです。象
![不適切な「ネット広告枠」を利用している広告主が、炎上してしまう時代を迎える | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f559b03a970a32729720f0cf29952dcaef6f247/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.advertimes.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F06%2Fat0620019-600x315.jpg)