米Googleのクラウドネットワーキングで米太平洋時間の11月12日、一時的に接続障害が発生し、一部のGoogleサービスに接続できなくなる問題が起きた。この間、Googleへのトラフィックは中国やロシアを経由していたことが判明。セキュリティ企業などは、インターネットトラフィックの経路制御を行うプロトコル「BGP」の仕組みに関する弱点が露呈したと指摘している。 米セキュリティ企業ThousandEyesでは、社内で使っていたGoogleのG SuiteやGoogle検索、Google Analyticsで障害が発生。調査を行った結果、ThousandEyesのサンフランシスコオフィスからGoogleへのトラフィックが、中国の通信大手China Telecomで途切れていたことが判明した。 さらに詳しく調べたところ、GoogleへのトラフィックはナイジェリアのISPのMainOneと、ロシア
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