7月16日、中国の新興EV(電気自動車)メーカーの小鵬汽車(シャオペン)と同社董事長(会長に相当)の何小鹏氏個人が共同出資したスタートアップ企業が、人を乗せて飛行する「空飛ぶクルマ」の新機種を発表。同時に試験飛行の映像も公開した。 「より広範かつ安全に利用できる空飛ぶクルマに、われわれはまた一歩近づいた」。何小鹏氏は同日、(中国版ツイッターと呼ばれる)ミニブログの微博(ウェイボー)にそう投稿した。 このスタートアップ企業は匯天航空航天科技(小鵬匯天)という社名で、2020年12月2日に設立された。創業者の趙徳力氏が董事兼総経理(取締役社長に相当)を、何小鹏氏が董事長を担っている。 今回発表した「旅航車X2」は、民生用の小型ドローンを巨大化させたような外観で、対称に配置された8つのプロペラを電気モーターで駆動して飛行する。なお財新記者の取材に対して、小鵬匯天は「旅航車X2はまだ量産段階にはな
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