東京医科歯科大は12日記者会見を開き、日本人研究者が同大と、iPS細胞(人工多能性細胞)を使ってC型肝炎の新しい治療法を開発したとする読売新聞の2010年の報道について、「同大で研究実験を行った事実はない」と発表した。 この研究者は、東京大病院の森口尚史特任研究員。11日付読売新聞は森口氏が、iPS細胞を重い心臓病の患者に移植する治療に成功したと報じたが、森口氏が客員講師を務めていると自称する米ハーバード大などは11日、「彼に関するいかなる研究も承認していない」との声明を発表している。 関連記事歯に悪いダラダラ飲み 虫歯でなくても歯は溶ける(5/8)骨作るたんぱく質発見 骨粗鬆症治療に期待 東京医歯大(4/22)病的近視、眼球の変形4パターン 網膜剥離などの原因に(10/12)〈元気のひけつ〉歯に悪いダラダラ飲み(5/5)
日本人研究者の森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床応用を実施したと読売新聞が11日付朝刊で報じた。これに対して、森口氏が客員講師を務めた米ハーバード大と、患者への治療を実施したとされる米マサチューセッツ総合病院は同日、「森口氏の一切の臨床試験は、我々が承認したものではない」との声明を発表した。 森口氏は、米ニューヨークで10日から開かれていた国際会議で、iPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞を移植する治療を実施したとポスターで展示した。この治療は、ハーバード大の倫理委員会の「暫定承認」を受けたと説明。読売新聞が、この発表内容を報じたことに対して、国内外の研究者から疑問の声が上がった。 森口氏は11日、研究内容をまとめたポスター展示の場で、詳細を報告する予定にしていたが、主催する米財団によると、予定の時間に森口氏は現れなかった。その後、主催者は会場か
アメリカで開かれた国際学会で、日本人研究者がiPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したと発表しましたが、この研究者が細胞移植を行ったと主張するボストンの病院は関わりを否定しました。 さらに学会も「疑義が生じた」と指摘し、発表内容の信ぴょう性が疑われる異例の事態となっています。 ニューヨークで10日に開かれた国際学会で、東京大学附属病院で特任研究員を務める日本人研究者、森口尚史氏が、iPS細胞から変化させた細胞を世界で初めてヒトに移植したと発表しました。 発表では、重い心臓病の患者6人にバイパス手術を行った際、iPS細胞から変化させた心筋細胞を心臓のおよそ30か所に注射で移植したとしています。 森口氏はNHKの取材に対し、細胞移植はことし2月以降、ボストンにあるハーバード大学の関連病院、マサチューセッツ総合病院で院内の倫理委員会の暫定承認を得たうえで実施した、と説明しました。
The only designation of Mr. Moriuchi’s educational background that I found was in a letter to the editor where he lists himself as M.P.H. Unless he has finished a medical degree or Ph.D. since 2004 (which is quite possible), he should be addressed as Mr. Moriuchi and not Dr. Moriuchi as the Harvard spokesperson addressed him. N Engl J Med 2004; 351:831-832August 19, 2004 To the Editor: A recent me
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