ブックマーク / yeastcolloquium.wordpress.com (3)

  • 第十九回 論文投稿からAcceptまで

    谷内江@トロントです。 Amyさんありがとうございます。論文のスピードとキャリアに絡む問題はまさにポスドクトレーニング期間にあって皆さんのように独立を望む私にも超大切なトピックです。 大型雑誌、特に商業誌が派手な結果を求めるため、パワフルさを感じる多角的な視点からデータをサポートした論文を好み、その結果著者の数が膨らんでいるというのはよく目にします。力のあるラボだけがどんどん勝っていく構図のように見えますし、たぶんそうでしょうが、その力って私たちが身につけられるテクニッックなんじゃないでしょうか? 世界の情報伝達能力の低かった時代は、誰かが発表した論文を読んで他の人がその研究について知り、それを発展させた論文を発表するというような感じだったと思います。ところが伝達能力が上がった現代では、発表までに一つの論文の中でいろんなコミュニケーションを済ませておくと当然有利になります。ですからサイエン

    第十九回 論文投稿からAcceptまで
    invictus
    invictus 2012/11/16
    "就職活動やfellowshipの申請ではPh.D.と取得後何年以内という制限が付くことが多い...あくまで年齢ではなくて最終学歴から何年以内というくくりになっています。年齢に触れると法的に違法"というアメリカのポスドク事情。
  • 第七回 酵母はなぜ胞子を作るのか

    はじめまして、スタンフォード大学でポストドクトラルスカラーとして働いています、大西雅之と申します。現在はJohn R. Pringleの研究室で、出芽酵母の細胞質分裂に関する研究を行っております。今回コロキアムの話題提供者としてお声をかけていただき、他の提供者の方々と名前を並べていただくことに恐縮していますが、精一杯つとめたいと思っております。 個人的には大規模解析やシステムズバイオロジーにも興味を持っており、いくらか手を出している部分もあるのですが、これらの分野についてはエキスパートがいらっしゃるので、私はなるべくちょっと変わった話題を提供して行ければと思っています。 今回は「酵母はなぜ胞子を作るのか」という点について、面白い視点を提供した論文をご紹介します。 ご存知の通り、二倍体酵母細胞(今回は出芽酵母についてのみ議論しますが、分裂酵母の胞子形成については[1]など)は栄養が枯渇した条

    第七回 酵母はなぜ胞子を作るのか
    invictus
    invictus 2011/11/29
    単純に長期間の飢餓に耐えられるからという可能性が高い気も。
  • 酵母コロキアム

    みなさま、 以下の通り、酵母を愛する研究者が今年の分子生物学会初日12/3のワークショップ「酵母ルネッサンス」で存分に語り尽くします。 特に十分に時間を割いたパネルディスカッションは見所です。酵母による究極の研究の未来を皆さんで見極めましょう。 どうぞお誘い合わせの上ご参加下さい。 —– 1PW14 第 14 会場(神戸国際展示場 2 号館 3 階 3B 会議室) 「酵母研究ルネッサンス」 オーガナイザー: 守屋 央朗(岡山大学),吉田 知史(ブランダイス大学) 酵母は「究極の細胞」として、真核細胞の単純なモデルとしての確固たる地位を築いている。一方で、単純であるが故に、高次生命現象へと向かう分子生物学の潮流からはずれ、その研究の未来に疑問をもつ研究者も少なからずいることも事実である。ワークショップでは、究極の細胞であるからこそ可能な、他の生物では到達しえない「酵母研究の新たなる勃興」に

    酵母コロキアム
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