谷内江@トロントです。 Amyさんありがとうございます。論文のスピードとキャリアに絡む問題はまさにポスドクトレーニング期間にあって皆さんのように独立を望む私にも超大切なトピックです。 大型雑誌、特に商業誌が派手な結果を求めるため、パワフルさを感じる多角的な視点からデータをサポートした論文を好み、その結果著者の数が膨らんでいるというのはよく目にします。力のあるラボだけがどんどん勝っていく構図のように見えますし、たぶんそうでしょうが、その力って私たちが身につけられるテクニッックなんじゃないでしょうか? 世界の情報伝達能力の低かった時代は、誰かが発表した論文を読んで他の人がその研究について知り、それを発展させた論文を発表するというような感じだったと思います。ところが伝達能力が上がった現代では、発表までに一つの論文の中でいろんなコミュニケーションを済ませておくと当然有利になります。ですからサイエン