Posted by nagachika on 27 Oct 2014 REXML において XML のパラメータエンティティの展開によりサービス不能攻撃が可能となる脆弱性が報告されました。 この脆弱性は CVE-2014-8080 として CVE に登録されています。 ユーザーの皆さんには Ruby を更新することを強くお勧めします。 詳細 XMLドキュメントからテキストのノードを読み込む際にREXMLパーサーに極めて大きな String オブジェクトを生成させることで、マシン上のメモリを使い果たさせてサービス不能攻撃(DoS)を成立させることができます。 影響を受けるのは以下のようなコードです: require 'rexml/document' xml = <<XML <!DOCTYPE root [ # ENTITY expansion vector ]> <cd></cd> XML