北海道函館市の沿岸で、重さ1トンを超える巨大なマンボウが定置網にかかっているのが見つかりました。 見つかったのは、マンボウの仲間の「ウシマンボウ」とみられ、今月14日、北海道函館市の沿岸の定置網にかかっていました。 漁業者が引き上げたところ、体長およそ3.5メートル、重さ1トンを超えるほどの大きさだったということです。 マンボウは暖かい海水を好むとされ、地元の漁業者によりますと、今回見つかった北海道南部の定置網などには例年7月ごろにかかりますが、ことしは親潮の流れなどの影響で海水温の低い状態が続き、1か月遅れて姿を現したとみられています。 巨大なマンボウが網から上げられるのに偶然立ち会った北海道大学水産科学研究院の桜井泰憲特任教授は、「40年近く海の研究をしてきたが、これほど巨大なマンボウを見たのは初めてでびっくりした」と話しています。 見つかったマンボウは、このあと網から外されて海に帰さ