
たくさん質問をいただいていて、長いものだと何ヶ月も放置しています。すみません。 できるだけネタとして取り上げていきたいところです。 今日は、キャリアアグリゲーション。 これって何なんですか?とか、どんなご利益があるんですか?(意訳)というご質問を何件かいただいています。 まず、キャリアアグリゲーションとは。 LTEの次の世代、LTE-Advanceの主要技術の一つで、これをもって、LTE系が正式に4G (IMT-Advanced)に到達するとされている技術です。まあ、今はIMT側も態度が軟化していて3.9G系も全部4Gって呼んでいいよ、ってことになってるみたいですが。 簡単に言うと、複数の搬送波(キャリア)を束ねる(アグリゲーション)技術です。終わり。ひどい。 さて、複数の電波を束ねる、というネタは、古くからネタに事欠きません。とりあえず、高速化と考えたとき、複数の電波を束ねるのは常套手段
総務省は2014年1月23日、第4世代移動通信システムに関する公開ヒアリングを開催した。今回のヒアリングは、総務省が携帯電話事業者向けに年内にも割り当てを予定している3.4G~3.6GHz帯(3.5GHz帯)を使って第4世代移動通信システム(LTE-Advanced)を導入したい事業者の意見陳述となる(関連記事:2014年に注目したいLTE-Advanced向け周波数割り当てと5Gの行方)。 募集の結果、NTTドコモ、イー・アクセス、KDDI、ソフトバンクモバイル(応募順)の携帯4社が応募。ヒアリングでは携帯各社の社長が勢揃いし(写真1、写真2)、3.5GHz帯を使ったLTE-Advancedの利用イメージや割り当て方針に向けた意見を述べた。
LTEの次の進化と言えば、帯域を束ねることでさらなる高速化を図るキャリアアグリゲーション(CA)技術がある。3GPP Release 10で規定されたLTE-Advancedの一つの要素技術であり、世界各国の携帯電話事業者はLTE-Advanced技術としてまずはキャリアアグリゲーションを導入していくと見られる。スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2013(MWC2013)では、米クアルコムや米ブロードコムなどが商用チップを用いて、実際にライブデモを実施。商用化が間近に迫っていることを感じさせた。 クアルコムは同社ブース内で、同社のキャリアアグリゲーションに対応したモデムチップ「Gobi MDM9225/9265」を搭載したカナダのシエラワイヤレスのデータ通信端末を使い、キャリアアグリゲーションのライブデモを披露している(写真1)。インフラ側はスウェー
お客さまの設定により、お客さま情報が「非表示」となっております。お客さま情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客さま情報表示についてへ お客さま情報表示についてへ 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)は、「LTE-Advanced1 」の効果的な展開に向けて、「高度化C-RAN2 アーキテクチャ」を実現する高密度基地局装置の開発に取り組みます。 これにより、駅や大規模商業施設などの通信量が特に多い地域において、集中的に無線容量とスループットの向上を実現いたします。 「高度化C-RANアーキテクチャ」は、3GPP3 仕様で規定されるLTE-Advancedの主要な技術であるキャリアアグリゲーション技術4 を活用し、広域エリアをカバーするマクロセルと局所的なエリアをカバーするスモールセルを高度に連携させる、ドコモが提唱する新たなネットワークアーキテクチャです。マク
ソフトバンクモバイルは2013年2月14日、LTE-Advancedの「基地局間協調伝送技術」に関する実証実験を実施したと発表した。基地局間協調伝送とはセルの“谷間”にいるユーザーの通信品質を高めるための技術で、実際に下りの伝送速度を約2~3倍向上できることを確認できたという。商用展開は未定としている。 実験は2012年5月から東京都江東区台場周辺で実施しており、現在も継続中。基地局間協調伝送技術には、3GPP Release 11で標準化されている(1)Coordinated Multi Point transmission(CoMP)と、(2)Enhanced Cooperative-LTE(ECO-LTE)と呼ぶ独自方式の両方を利用した。 (1)CoMPは隣接する複数の基地局が協調し、両方の基地局から同時に携帯電話へ同一信号を送信するもの。同技術を用いることで、セル境界における下り伝
エリクソン・ジャパンの藤岡雅宣CTOは2012年8月30日、定例で開催している技術説明会において、「新たな無線ネットワークの展望と周波数展開に関する課題」と題し、今後の無線ネットワークの進化の方向性について解説した。 現在の無線ネットワークは、携帯電話システムの標準化団体「3GPP」が2007年に「Release 8」として標準仕様が規定したLTEが主役と言える。LTEはその後も機能拡張が施されており、2010年には「Release 10」として(1)複数のキャリアを束ねて最大100MHz幅まで広帯域化できる「キャリアアグリゲーション」、(2)最大下り8レイヤー/上り4レイヤー/マルチユーザーにも対応した「MIMO送信技術の拡張」、(3)マクロセルとスモールセルの混在環境でシステム全体のキャパシティーを向上する「HetNet」、(4)無線を使ったバックホールリンクをサポートする「リレー伝送
写真2●一つのマクロセルの中に30個のスモールセルを配置、それぞれが200MHz幅の帯域を利用した場合、容量はマクロセルだけの場合とくらべて224倍に達した NTTドコモが、2012年7月5日から6日にてパシフィコ横浜で開催された無線技術関連の展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2012」で、HetNet(Heterogeneous Network)シミュレーションの最新デモを披露した。 HetNetとは携帯電話技術の標準化団体3GPPにて、リリース10にて標準化された技術。通常の基地局がカバーするマクロセルにオーバーレイする形でピコセルやフェムトセルといった狭い範囲をカバーする基地局を配置し、両者が協調することでネットワーク全体のキャパシティーを改善できる(関連記事)。 ドコモは昨年のWTPなどでもHetNetのシミュレーションを披露している。今回のデモではLTE-Advancedの
auの新機種発表会2012年夏「au 発表会 2012 Summer」にて、当初計画の2012年12月から前倒しにして開始することを発表しました。 USTREAM: au発表会: 5月15日(火)AM10:00 au発表会を開催いたします。 発表会の様子はこのチャンネルでご覧いただけます。 是非ご覧ください。 . ... http://www.ustream.tv/channel/au-happyoukai KDDI株式会社代表取締役社長の田中孝司氏によると、「4G LTE」を前倒しで開始し、今年の年度末には実人口カバー約96%を目指すため、800MHz帯・1.5GHz帯に加えて2GHz帯もカバーすることによって、高品質のLTEを一気に全国展開するそうです。 ◆質疑応答 日経新聞 金子: 「ビデオパス」「うたパス」についてコンテンツ数が書かれていませんが、これは公表できないということかと思
お客さまの設定により、お客さま情報が「非表示」となっております。お客さま情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客さま情報表示についてへ お客さま情報表示についてへ NTTドコモ(以下ドコモ)は、2011年1月27日に関東総合通信局より神奈川県横須賀市および相模原市において、第4世代移動通信方式LTE-Advancedの実験用無線局の予備免許を取得しました。今後、実験試験局免許の付与を受け次第、同地区での実証実験を開始いたします。 LTE-Advancedは、ドコモが「Xi」(クロッシィ)®としてサービスを開始したLTEを更に高度化した通信方式です。ドコモでは、LTE-Advancedの実証実験システムを2010年に開発し、有線接続による模擬環境下での室内信号伝送実験にて、下り約1Gbps、上り約200Mbpsの信号伝送に成功しました。 今回の実証実験では、本システムを用
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