フロリダ州ケネディ宇宙センター(CNN) 米スペースシャトルは、米東部時間26日朝(日本時間同日夜)帰還のアトランティスをはじめ、ディスカバリー、エンデバーの計3機が今年中に最後のミッションを終える。退役後の機体の展示場所として、全米各地の博物館など20カ所以上が名乗りを上げている。 米航空宇宙局(NASA)の報道官はCNNとのインタビューで、「3機とも少しずつ違う、ユニークな輸送機。再利用可能な機体は世界で他に類がない。どんな機関でも展示したいと思うはず」と語った。展示先として選定された機関は、機体の整備と最寄り空港への輸送費用として2880万ドル(約26億円)を支払う必要がある。 これまでに書類手続きを済ませた候補としては、ワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館、ニューヨークのイントレピッド博物館、フロリダ州のケネディ宇宙センター内にある民営のビジターコンプレックス、テキサス州のジョン