千葉県船橋市で15日夕、走行中の新京成バスの車内で、乗客から携帯電話の使用をとがめられた女が、催涙スプレーをまいて逃走する事件があり、県警は16日夜、船橋市夏見5丁目、会社員野口絹枝容疑者(34)を傷害容疑で緊急逮捕し、発表した。野口容疑者は容疑を認め、「(携帯電話を注意した)相手も悪い」などと話しているという。 船橋署によると、野口容疑者は15日午後6時10分ごろ、船橋市夏見5丁目を走る路線バスで、無職の男性(69)から携帯電話の使用を注意された際、持っていた催涙スプレーを男性の顔に吹き付けるなどし、軽傷を負わせた疑いがある。