仲井真弘多知事は、県立博物館・美術館の3代目館長に前県立芸術大学教授の安里進氏(65)を起用する方針であることが23日、分かった。本人にも既に伝えており、5月1日付で就任する。安里氏は考古学が専門で文化行政にも明るく、専門性の高い「本格館長」の誕生となる。 前館長の白保台一氏がことし2月に肺炎で死去。四十九日の法要を終えたことなどから新館長人事に着手した。 安里氏は浦添市教育委員会で浦添ようどれの復元などに取り組み、2006年10月に市教委文化部長から県芸大教授に転出。専門は考古学のほか、琉球史、漆工史。 3月31日付で同大を定年退職した。 安里進(あさと・すすむ)氏 1947年8月、那覇市生まれ。琉大史学科卒業後、岡山大で考古学研究生、浦添市美術館学芸係長などを歴任。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く