日本は均質でおおむね調和的な社会という定評がある。外国人は少ないし言語の違いもあまりなく、表面上は階級の区別もほとんどみられない。だがそんな日本にもひとつだけ例外がある。普段は目につくことのない被差別民を取材した。
JR西日本は24日、須磨海浜水族園(神戸市須磨区)と協力して、カメによる列車輸送障害を防ぐ技術を開発したと発表した。これまでも、毎年夏になるとポイント(分岐器)にカメが挟まり、列車に遅れが生じることが度々問題になっていたが、同園の調査・検討によって、これを回避する技術を確立した。その結果、例年事象が多発していた和歌山線の五位堂駅付近での発生件数が、今年はゼロとなった。 列車の遅れを防ぐとともに、カメの事故死を減らす技術を誕生させることができたことについて、須磨海浜水族園は「JR西日本と当園、両者ともに、なんとなくさわやかな気持ちになりました」と述べている。 原因は次の通り。カメが踏切を渡るときに2本のレールの間に落ちると、カメはレールに沿って歩くしかなくなる。ポイントにたどり着いたカメが可動部の隙間に入り込む。ポイントが切り替わる際にカメが挟まったままになり、信号は赤のまま変わらなくなる。
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