現代(ヒョンデ)自動車には伝説のように伝えられている「李代理ノート」というものがある。 主人公は李忠九(イ・チュング)元現代車社長(66)。 「技術後進国」だった1974年、イタリアに渡って設計やデザインを細かく記録した3冊のノートだ。 これに基づいて最初の韓国産モデル「ポニー」が誕生した。 最近までソウル大や国民大で講義をしていた李忠九氏は「このノートの話を始めると、若者たちの目が輝く。産業の発展のために数人が注いだ努力をより多くの青年たちと共有できないのが残念だ」と述べた。 大韓民国の貿易額が今月1兆ドルを超えることが確実視される。 11月まで9795億ドルだった。 今年はイタリアを抜いて世界“貿易8強”入りする見込みだ。 韓国の産業は1950年代、小麦粉・砂糖・綿織物の「3白産業」でスタートした。 これといった商品はなかった。 しかし「李代理ノート」のような汗が集まり、「かつら-鉄鋼
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