ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (29)

  • 2つの自己肯定感 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    脳科学が教育にも生かされ始めた時代 即戦力を求めるキャリア採用(中途採用)と違い新卒採用は原材料仕入れで、これから調理加工していくものです いきなり現場に出して仕事をおぼえさせる企業もありますが、大概は新入社員入社研修をじっくりやって、初年度は何度かフォローアップの意味での研修を行います 昭和までは軍隊式の教育手法がかなり取り入れられています 平成に入ると心理学やコーチング、カウンセリングの知識が取り入れられて教育研修に取り込む企業が増えていきます 令和になると脳科学の知識を取り入れる教育研修担当者が多くなっているように見えます 経済が伸びていて若者の数が多い時は「ついてこれない奴はいらない」という軍隊式で良かったかもしれませんが『失われた30年から失われた40年に向かっている日経済』で、しかも若者は減り続ける中では『未来を担う世代は丁寧に育てる』時代になっていきます 人口の14%・17

    2つの自己肯定感 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 抜群に強いシニア世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    Ⅹ世代より前の世代はやはり強い 新卒採用し育成していくのが仕事のせいか〈若者に肩入れしすぎ〉のブログ記事が多いいかな・・・と反省しています 役職定年を伝える時はやはり辛いものがありますが、生きてきたキャリアを聞くにあたりX世代より前の世代はやはり強いです 大学は今の半分以下しかないのに学生数は多いので『熾烈な受験戦争』を戦って難関大学に進学しています 大企業に入れば『同期間の熾烈な競争』も制して管理職になっています 競争にめっぽう強く、結果を出すために戦ってきた世代と言えます Ⅹ世代からは『自分の時間を重視』=休みが多いことを望むようになります Y世代からは『良い人間関係を重視』求めるようになります Z世代からは『好きな仕事を重視』するようになります 戦いに明け暮れてきた世代からすると「日の若者は弱く頼りなくなってきている」と感じたのもわかるような気がします 私が新入社員時代の団塊の世代

    抜群に強いシニア世代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 狡兎死して走狗烹らる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    優秀な人間も不要となる日が来る 私の仕事のパソコンには 狡兎死して走狗烹らる と貼ってあります 「なにそれ?」というものの読み方がわからないらしく、誰もググれません 先日来た同じグループ会社の採用教育マネージャーが「わかります、採用責任者としてよくわかります」と言っていました 「狡兎」とは、すばしっこい兎 「走狗」とは、猟犬のこと 「狡兎死して走狗烹らる=こうとししてそうくにらる」とは、中国の戦国武将・韓信が残した言葉です すばしっこい兎を捕まえる優秀な猟犬はその優秀さから、すべての兎を狩り尽くしてしまい、用無しになり兎の代わりに煮てわれるということです 価値があるときは大事にされ、なくなればその存在は邪魔になる 優秀な軍師は敵国が滅びると、不要なうえに脅威になり殺される意味に用いられました 正確には『史記・越世家』に 飛鳥尽きて良弓蔵められ=鳥がいなくなれば良い弓も捨てられる 狡兎死し

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  • 男性のプライドの変革期 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    男性のプライドの昇華 「男性は精神に趣をおき、女性は現実に趣をおく」と言われます 一昔前は「思春期の娘は父親を避けがち」など言われていましたが、今は父親大好きの娘さんが多いそうです 家長としての父親がいまだに強い中国などと比べ、日の父親はだいぶフラットな存在になってきたといいます 「親しみやすくなったが威厳は無くなってきた」と言えそうです 私の会社でも4月からは ・55歳で役職定年 ・60歳からは時給制で70歳まで雇用継続可能 となりました 女性陣は「リーダーから解放される!責任が重かったから助かる」 「パートタイマーになれば15時までにする!時間が増えた分好きなことができる」 と歓迎の声が多いですが、男性は不服のようです 役職定年を導入している会社では、役職から降りると退職してしまう人も多いようです 精神世界に生きるということは〈プライドが生きる支柱〉になっているのかもしれません 男性

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  • YARE - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    よくできた社会主義国の日 「日は世界で最も成功した社会主義国だ」 とよく言われています 私達は「いやいや日は資主義の競争社会だし、民主主義国家だよ」と反論します これは以前、日に訪れたソ連のゴルバチョフ書記長述べた言葉で「日は理想的な社会主義国家だ」ということです 「日人と話すと共産主義が伝染る」というブラックジョークもあるようです 高度経済成長期には人材確保の為に〈終身雇用制度〉や企業内組合による〈労使協調〉などが標準化されていきました 日社会にあった〈村社会〉などの共同体志向や平等志向が企業などに持ち込まれ「日的経営」などと呼ばれるようになります ・社長から平社員までの給与格差が小さい ・手厚い福利厚生 ・終身雇用による雇用保障 ・家族手当に見られる能力に対してではなく給与を支払うシステム ・多額の退職金 ・老後は年金で安心して暮らせる この会社の勤務形態・雇用形態が

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  • 若者を犠牲にしたツケ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    とある団塊の世代の懺悔 元人事部長が65歳で定年となり二人送別会をした時の談話です 60歳で部長からは降りてスペシャリスト職として過ごしていましたが、非常に悔いの残る人事部時代だったと言います 「日は若者を犠牲にして団塊世代の就労を守った」 「これは非常に罪が深い」と言います ここでの若者は就職氷河期の世代を指します 多くの企業ではこの世代が極端に薄く、20代と40代後半以降の世代しかいない会社もあります これを『二世代同居型企業』と呼ぶようです 各世代を定期的に新卒採用していくので『バランスの良い進化』ができたのが大企業の強みでした バブル経済崩壊後から10年ほど経つと日経済は格的に金属疲労したような状態になり、金融不安、ITバブル崩壊によりさらに景気の悪化が進みました 就職氷河期世代とは、社会的に就職難となった時期で1990年代初頭〜2000年代半ばを指し、1970年〜1984年

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  • Z世代が生きる社会は6D化が加速する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新入社員入社研修も変わってきている 私の時の新入社員入社研修は「世界の60億人の富の半分は日アメリカの4億人が持っている」いわゆる「バブルは崩壊したけど、日はまだまだ裕福だよ」という内容の講義がありました 社会に出て最初に植えつけられる考え方は意外に重要です 現在は教える前から「AIの進化で仕事は変化していく」ことを皆知っています 2020年~⇒ロボットの動きが熟練したものになる レジ係・コールセンターのオペレーター・レンタルビデオ店員は減少していく 2025年~⇒AIが言語の意味を理解できるようになる 運転手・自動車保険関係などが減少していく 2030年~⇒人間並みの汎用人工知能が登場する 医者・弁護士・裁判官・銀行員の仕事が変わっていく 2035年~⇒AIの知的生産活動が格化する 数学者・学芸員・外国語講師・クリエーターなどに影響 これらはオックスホード大学の予測です Z世代に

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  • 楽観論のすすめ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は悲観的な人が多い 日人はセロトニンの量が少なく不安感が強い民族のようです 故に慎重です 南米などは逆に不安感が少なく、コロナウイルスに対しても〈ノーガード戦法=皆感染すれば集団免疫ができる〉という発想で、日ではありえない発想です アフリカ・南米、続いて欧米は楽観的です 日人の不安感の強い気質がよくでれば、感染対策に非常に協力的で和合性のある国民性 悪く出れば「未来を過剰に不安視」して自殺が非常に多い 長所短所は一体なのです 南方系の楽観的民族は「もう少し不安感をもつべき」に感じるし 逆に悲観的傾向の強い日人は「もう少し楽観的に生きるべき」と思います 「景気の気は『気分』の気」と言います 「景気悪い」「コロナで大変」「少子高齢化で未来は大変」などと耳にすると個人消費は鈍化します 現金でなくクーポンで配布なども「現金だと貯金に回す人が多い」のもあると思います 銀行に預金は多いし

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  • 自分の生息に適した環境 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    動植物はすべて適した環境が違う 前回は「社会に適合してない人は約9割」「自分だけが・・・と悩む必要は無い」「適した環境なら大輪の花を咲かせることができる」と書きました 新卒で入社した会社で同じ大学からもう一人同期入社のS君がいました 私よりも頭脳は明晰でした 「雇われる生き方は合わない!就職は気が進まないが親が『とにかく大企業に入ったから考えろ』と一歩も譲らないのでとりあえずは入社する」と言っていたのを覚えています 当時は「いい学校に行って、大企業に入るのが正しい」という親は多かったです S君はなんと3か月で池袋支店を辞めました 意外に同年代を見ても「組織で働くのはヤダ」と就職しなかった人は多かったです 平成初期はバッシングされましたが、令和の現在は「自由度が高い生き方」「時間が豊富な生き方」に価値観が移ってきています 動物でも〈集団で行動する動物〉と〈単独で行動する動物〉がいます 同じネ

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  • ソロハラにみる圧力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    女性へのハラスメントの半分がソロハラ 先日、全国の人事関係者が集まった時 「あらゆるハラスメント(社員からのクレーム)で1番多いのは『ソロハラ』で、女性のハラスメントの半数にあたる」 という報告がありました いわゆる「結婚しないの?」の類の言葉です 独身の女性の場合、全年代の半数が〈ソロハラ被害〉にあっています 独身の男性は40代・50代の30%が〈ソロハラ被害〉にあっています 1972年が日の婚姻数の最多で焼く110万組です 現在は約半数の58万組になります 「結婚はしないの?」と言うくらいならまだしも 「これから日は人口が減るのに」とよけいな一言をつける人がいます エビデンスに結び付けて話せば 平均寿命が延びると出生率は下がります 平均寿命の長い国はどこも出生率が下がっています 人類のサイクルで見ても 多産多死 ⇒ 多産少死 ⇒ 少産少死 ⇒ 少産多死 を繰り返します アフリカなど

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  • 昭和の生き方 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    横井庄一さんとの小野田寛郎さん 昭和という時代は『戦いの時代』だといえます 武力による戦争アメリカに負け・経済戦争アメリカに勝った時代だと思います 戦後30年ほど経過し、2人の日兵が発見され帰国しました グアム島の横井庄一さんとフィリピンルパング島の小野田寛郎さん です 私が高校時代の空手の師範は 「横井さんが帰国した時は、国により無理やり戦争に駆り出された庶民が無事に帰国し、良かった良かったという感じだった」 「小野田さんの場合は、30年に渡って身を潜めていた人間とは思えないほど鋭い眼光を放ち、戦闘意欲をびりびり感じ、全身に粛然とした雰囲気をまとっていた」 「小野田さんはいずれ映画にでもなるんじゃないか・・・」と語っていました そんな小野田さんの映画「ONODA 一万夜を越えて」が作られました 組織に忠実で頑強な昭和の日人 当時、軍命は絶対です 小野田さんは師団長横山静雄陸軍中将

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  • 60・20時代の就活 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    長くなる人生 60・20とは『労働期間は60年になる』対して『企業の寿命は平均20年になる』 という環境変化のことです 人類は長きにわたり〈飢餓〉〈病気〉と戦い 〈飢えのない世界〉〈病気の完治する世界〉という『に恵まれ健康な生活』を目指してきました 医学は日々進化しています 『知り合いが餓死した』などは聞きません これが全人類が望んできたことです 1950年の日人の平均寿命は59歳です 医学の進歩との豊かさで年々寿命は延び続けています 現在の50代くらいから100歳まで生きる人が増え始め 現在の中高生の半分は100歳まで生きるようになるそうです 個々での問題は『キャリアプラン』と『社会保障制度』の変更です 「学校出て入社した会社で定年までいて、60歳で定年したら年金で生きていく」というモデルプランは大きく変更しなければなりません 人生の段取り 「多くの人は『現在の安定』と引き換えに『

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  • 言葉にできない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    一番強いのは根拠のない自信 私達は1日に約6万回の〈考える〉と〈想う〉を繰り返しているようです ぼ~っとしているようで、脳には絶えず電流が流れています 「マイナスなことは考えるな!ポジティブに考えろ」 「悪いニュースは見るな」 などは「陰の氣を6万回の思考の回転に入れるな」ということかもしれません 6万回転の中に入れるべきは、やはり陽の氣です 幸福度が違います 言葉にして説明できるものはごくわずかで『言葉にできないもやもやとしたもの』がかなりあるようです 実際、その中にいいアイディアや考え方があったりします 親しい人同士の会話ならともかく、会議などでは理論化できないものは無効です 「自信で一番強いものは『根拠のない自信』である」というのも面白いです とはいえ社会では理論化が必須 「うまく言葉にできないんだけど・・・・」 こんな場面は誰でも経験があります 伝えたいけど〈言葉という伝達手段〉に

    言葉にできない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    isaoitsuyo
    isaoitsuyo 2021/10/30
    今回の記事も大変参考になりました。 いつも勉強させて頂いてます。 ありがとうございます。
  • 「好き」は仕事にできないのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「理想の仕事=好きなこと」の間違い 新婚の後輩の夫婦と会をした時のこと 奥さんの方が 「この人今の仕事辞めたいとばかり言う」 「『じゃあ何が当にやりたいの?』と聞くと『レーサーになりたかった』など非現実的なことばかり言う」 とぼやいていました 理想の仕事とは「好きなことをやること」という意識は、就活中の学生にとどまらず、シニアのキャリアカウンセリングでもよく口にされたりします 確かに『努力は夢中に勝てない』のは事実です 好きなことは夢中になれます そして『人生で最も長いのは労働期』です 最も自分の人生のシェアを占める時間を〈辛い〉〈好きでない〉ものに費やしたくないという考え方が「仕事は好きなことをやるのが理想」と思わせるようです プロスポーツ選手やミュージシャンなど〈好きを仕事にしている〉故に〈夢中になれる〉人もいますが、少数派です そもそも『好きな仕事を探す』にとらわれ過ぎている人が

    「好き」は仕事にできないのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 手のしぐさで観る相手の心理 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    手は豊かな表現力をもっている 手は私たちの想いをより強く伝える力があります 反面、相手に不快を与えてしまうこともあります 不快に感じる手のしぐさは ①相手を指さすしぐさ ②手招きで相手を呼ぶしぐさ ③会話中に服についたごみをとるしぐさなどです 悪気はなくとも不快に感じる人は多いです 会話中に手の動きを加えることにより、相手はよりこちらに注目して話を聞いてくれる効果があります 私て知の手は『豊かな表現力』をもっているのです 手を隠したコミュニケーションは、相手に消極的なイメージを与えやすく、音で話してないと思われたりします しっかり伝えたいのならば、相手から見える位置に手を置くように心がけましょう 手のしぐさには、その人の考え方・感じ方を理解する情報がたくさん隠されています 手から見える人の心 会議中によくみられる〈テーブルの上で手を組む〉しぐさ 親指を上に向けていると『ポジティブな考え方

    手のしぐさで観る相手の心理 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • コロナ社会で得たもの - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    悪いことばかりではなかったコロナウイルスの蔓延 今のコロナウイルスの蔓延に対する〈国の対応〉〈企業の対応〉〈個人の対応〉をのちの歴史はどう評価するのでしょうか・・・ 明治時代の『スペイン風邪の大流行』は今のようにメディアが発達しておらず、経験者もほぼ生きておらず、正確に状況を知ることができません 令和の現代は情報が桁違いに発達しました しっかりと後世に残ると思います コロナウイルスの蔓延はもちろんマイナスなことが多かったわけですが、プラスにはたらいたこともあります 個人的には『自分の時間が増えたこと』が大きいです ブログも始めることができました インプットの時間も増えました 様々な変化から『労働観』も変わりました 今回は個人的なコロナ社会のメリットを考えてみたいです 完全なる働き中毒だった 『働き中毒』とは「労働時間は長い方がいい」という意識を持った人のことです 日の男性には特出して多い

    コロナ社会で得たもの - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    isaoitsuyo
    isaoitsuyo 2021/10/10
    おっしゃる通りですね、私の身のまわりも得たものも、考え方が変わったことも多いです。
  • 一事が万事 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    その一つの行動で全てがわかる 中学生の時の国語の時間 平家物語の冒頭の 「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり・・・」を 先生が解説します 同じバスケット部のY君 「諸行無常=『この世で変わらないものはない』全くその通りだ!古典は当にいい知恵を授けてくれる」 と感心していました 対して私は 「これを明日までに暗記してこい・・・めんどくさい」 と考えていました Y君は京都大学に進学し官僚になったと聞きます 「一事が万事」と言います この一つの〈 考え方の違い 〉をみても〈 すべてがわかる 〉ような気がします 「諸行無常=『この世で変わらないものはない』」と教わり 「素晴らしい真理を学んだ!」と喜ぶ人 「あっそ」とスルーする人 「テストに出そうだから覚えるか・・」という人 そもそも興味なく聞いてない人 この時点で将来が見えるような気がします 富は『知』のある方に流れる 『知ってる』と『知らな

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  • 無意識な依存症 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    社会の進歩と人類の進化のずれ 人類は250万年も狩猟採集生活をしていました 農耕がスタートしたのは1万年前からです 産業革命は250年前です 社会は急速に進歩していきます 対して生物的進歩は遅く 人間の脳や体は狩猟生活の頃から大して変わっていません ビタミン接種は非常に重要である為『果実を接種』する機能として『甘いものを求める』ように出来ています 甘いものをべると脳から快楽ホルモンが出るのです 〈 ビタミン=果実⇒甘いもの 〉という機能がまだ残っているのです 果実の糖分に比べ人工的に作られた〈 添加糖 〉は非常に体に悪いにですが〈 脳からの指令 〉により甘いものを求めます 「甘いものは別腹」 「甘いものは脳に良い」 ということはなく 得られるのは〈セロトニン〉〈ドーパミン〉などの幸せホルモンです マウス実験から見る依存性 実験用マウスをレバーのある容器に入れます レバーを叩くと望みのもの

    無意識な依存症 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
    isaoitsuyo
    isaoitsuyo 2021/09/12
    お酒は百薬の長という言葉をたてに、今まで飲んできました。依存症… 注意しなくては…
  • 自分の中の妄想を自覚する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    意外に多くの妄想に縛られている 「うちの会社では商品企画がエリートコースだ」 「営業で実績を作らないと認められない」 「頭のいい奴は企画部にいく」 企業で働く人には〈 その会社の価値観 〉があったりします 親が子に対しても 「野球部でレギュラーにならないと」 「○○大学に入らないと」 「大企業に就職しないと」 という〈 親の考え方 〉を押し付けたりします 「人生とは『自分を高め』『実績を積み』『多くの人に認められる』ことが重要だ」 という 意識の高い考え方 もあれば 「人生はさほど生きる意味はない『いかに楽しく生きるか』が重要だ」 という 自然体の発想の人 もいます 「学生時代が終わったら 就職して定年まで 働き続ける」 「ある程度の年齢になったら 結婚して 子供を作る」 このようなものはすべて『考え方』であって 乱暴な言い方をすれば『妄想』です 人の影響を受けにくく『我が道を行く』人はい

    自分の中の妄想を自覚する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 人を見抜く技術 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    面接ではすべてはわからない 社会人としてキャリアを積んでくると〈 人を観る目 〉はそれなりに養われてきます 子供のころから〈 人を見抜く目 〉が長けた子は ちょっと人と距離を置いて周りを観察している子が多いようです 私の会社では使っていませんが 選考中の人物のSNS発信等をつぶさに調べ上げて 分析結果を報告してくれる会社などもあります 〈Facebook〉から〈Twitter〉〈インスタグラム〉〈ブログ〉などを調べ上げます 売り込みに来た時に「このような報告書を作成いたします」と見せてくれました 真面目そうな女子大生が 金髪で合コンしている写真・・・ バイト先の店長をなじってる投稿・・・ 「面接では見られない 真実の姿が見られますよ!」と言いますが じゃあ自分の学生時代はどうだったか・・・ やはり就活中は 髪型変えて 髭剃って 普段読まない新聞読んで 誰もがモデルチェンジをします 「若気の

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