町の映画館をもっと面白くしよう!10代から70代までのボランティアスタッフによる、手づくりの市民映画祭「宝塚映画祭」 2014.03.10 狩野哲也 狩野哲也 みなさんは映画祭に参加したことがありますか? greenz.jpでも紹介した「Kisssh-Kissssssh映画祭」や「なら国際映画祭」など、地域での映画祭が増えていますね。 今回ご紹介するのは、映画好きの宝塚市民が集まってはじまった、手づくりの映画祭「宝塚映画祭」です。2000年にスタートし、宝塚唯一の映画館「シネ・ピピア」で毎年秋に開催されています。昨年11月には14回目が行われ、劇場で見る機会が少ない作品が上映されてきました。 驚きなのは、この映画祭が10代〜70代までのボランティアスタッフで運営されているということ。年齢も立場もさまざま人たちが集まり、企画から運営まですべて手づくりでおこなわれています。いったいどんなふうに
映画館のデジタル化や閉館などによって、数多くの35ミリフィルム映写機が行き場を失っている。 そうした映写機を引き取り、再活用をめざして保管、メンテナンスする活動が行われている。 千葉県成田市にあるギンレイ成田映画センター。広さ1200平方メートルの元倉庫に、さまざまな35ミリフィルム映写機が保管されている。最近までシネマコンプレックスで使われていたものから、レトロな年代ものまで。フィルムを巻くプラッターなどの付属機器、スペアの部品なども一緒だ。現在は約100台にのぼる。 この場所を設けたのは、東京・飯田橋の名画座、ギンレイホールの加藤忠社長。「フィルム映像の文化を伝えていきたい。フィルムとフィルム映写機の両方を保存していければ」と話す。活動のきっかけは、1996年末までギンレイホールで使っていたローヤルニューL型という昭和の映写機のレトロな魅力にほれこんだこと。大事に保管していたところ、「
全国にイオンシネマ76劇場を展開するイオンエンターテイメントが映画館に関するアンケート調査を行ったところ、2013年に1度も映画館に行かなかった人が6割近くいたことがわかった。この調査は2014年1月17日から14年1月19日にかけて全国47都道府県の20代~60代の男女 1204人から回答を得たもの。 それによると「2013年1月~12月の1年間で、映画館で映画をご覧になった回数」を尋ねたところ、「0回」という方が57.8%で1~3回が28.2%。「行かない理由」は見たい作品がないが14.5%、映画館に行く時間がないが14.2%だった。「0回」という回答者のうち「映画に興味がない」人は19.3%と少数派だった。 「映画に行くとき誰と行きますか?」では「1人」が33.5%で最も多く、「夫・妻(配偶者)」が26.3%、「子ども・家族」が20%だった。「ご覧になった映画作品のジャンル」では、1
谷川俊太郎さんが一夜で綴り、 松本大洋さんが二年かけて描いた絵本──。 ようやく、『かないくん』という 特別な絵本をみなさまにお届けできます。 ぜひとも、読んでもらいたい本です。 『かないくん』の発売にあたって、 まずは、谷川俊太郎さんと松本大洋さんに 対談していただきたいと考えました。 二年という時間をかけて完成した本を真ん中に置いて、 詩人と漫画家がどんなことばを交わすのか、 とても興味があったのです。 この絵本をつくるに際して、 谷川俊太郎さんと松本大洋さんが 直接顔を合わせるということはありませんでした。 まず、谷川さんが物語をつくり、 それを大洋さんに読んでいただいて、 絵にしていただきました。 描きあがっていく絵を、 要所で谷川さんに見ていただきました。 谷川さんは大洋さんの絵に まったく注文をつけませんでしたし、 大洋さんは谷川さんのことばを 絵の都合で調整したりしませんでし
芝居小屋時代の名残を残す築67年の木造映画館「本町日活」(兵庫県明石市本町1)を、近年、人気が高まる大衆演劇が常時見られる劇場にリニューアルさせる構想が、地元の本町商店街振興組合(柏木弘理事長)によって進められている。昭和の娯楽文化の歩みが刻まれた場を継承し、地域活性化につなげる考えだ。(小林良多) 同館は1947年、芝居や洋画を上映する劇場としてスタート。建物は木造一部2階建てで、延べ床面積は約790平方メートル。240席の客席がある。 1950年代後半から日活の専属館となり、「太陽の季節」(1956年)など大ヒット作が続いた頃は、劇場の扉が閉まらないほどの客が押し寄せたという。 また、石原裕次郎さんがロケで明石を訪れた際に、映画館に立ち寄ろうとしたが、ファンに囲まれ入れなかったエピソードのほか、渡哲也さんや浅丘ルリ子さんらが訪れたこともあるという。 映画人気が陰る70年代には、日活がロ
今日放映されたNHKクローズアップ現代 「あふれるポエム!?不透明な社会を覆う優しい言葉」 異常な回だった。 居酒屋甲子園の(すばらしい)内容を放映していて、違和感を覚えたので見てたら、ある居酒屋店員Wさんが紹介された。 客に喜んでもらうために、ケーキに自作ポエムを書き込むのだそう。一日の労働時間は16時間で年収は250万円と紹介された。こうした取り組みが縁を結び、この会社の入社希望者は20人にもおよぶらしい。(にもおよぶ?) そして満開の笑顔で研修に励むやる気のある(洗脳された)社員達を紹介して、真っ黒ですばらしすぎる会社のVTRが終わった。 「お客さんのためにおれたちは頑張っているんだ!お客さんの笑顔が見られれば一日16時間だって働く!給料が低くたっていいんだ!」 これをブラック企業というテーマで放映しなかったNHK。NHKが本気で労基法違反の飲食店をdisったある意味すばらしい回だっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く