今月、台風による大雨で1人が死亡した横浜市の土砂崩れの現場で、市が宅地造成を行った業者に対して、安全対策を取るよう指導しながら、その後、対応を放置していた問題で、ほかに放置されたケースがないか調査した結果、別の業務の対応に追われていたことなどを理由に1年以上放置されていた案件が207件あったことが分かりました。 今月6日、台風18号による大雨で住宅の裏山が崩れて男性1人が死亡した横浜市緑区の現場では、不動産業者が必要な安全対策を取らずに宅地造成を行っていました。横浜市は、この業者に対し4年前に是正指導を行いましたが、担当者が異動した際の引き継ぎミスによって、3年8か月にわたり対応を放置したことが明らかになり、市は、同じようなケースがないか調査していました。 横浜市は21日夕方、調査結果を発表し、是正指導が行われていた243件のうち、改善されたかどうか確認しないまま1年以上放置されていたケー
![横浜市 土砂崩れ対応を放置200件超 NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8fe5240532a363d8d5e52608a039bccc1d152f4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20141021%2FK10055815111_1410211824_1410211826_01.jpg)