池田先生からご質問があったので、簡単にお返事したい。 ユニバーサルサービスという名の社会主義 | 池田信夫 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 私は学者ではないので、過去の学説や包括的なデータなどは知らない。これは、長年業界を見てきた私の感想。 通信という業界のエコノミクスが他産業と大きく違うのは、「規模の経済(economy of scale)」ならぬ「範囲の経済(economy of scope)」というものが大きく作用すること。たとえ多少コストが多くかかったとしても、より広い「範囲」にリーチできるサービスのほうが、ユーザーの利便性が高く、結果的に生き残る、ということである。例えば・・ 日本で長距離電話が自由化された際、「東名阪」というおいしい市場だけのクリームスキミングを狙ったキャリアが真っ先に失敗 国際電話キャリアでは、聞いたこともない国であってもコストをか
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