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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (135)

  • 「イー・アクセス」問題と周波数オークションについて - michikaifu’s diary

    昨日、周波数政策に関する鬼木阪大名誉教授の意見を取り上げた記事をツイートし、その後私の意見を連続ツイートしたら、結構反響をいただいた。 鬼木阪大名誉教授が警告!「総務大臣は保有免許の『承継』は拒否せよ!政府はソフトバンクによるイー・アクセス買収を阻止すべきだ」(小池 良次) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) その中で、私のことをいっしょくたに「政府の御用学者」とお呼びになった方 *1 がおられて、まぁ私自身がどう思われても構わないけれど、この一連の話の構図がちゃんと理解されてないのでは、と思ったので一応まとめておくことにした。 この件は、「正義の味方であるソフトバンクのやろうとしていることを、邪悪な政府やNTT/KDDIが邪魔する」という構図ではない。 私はかねてから、「周波数割り当てのプロセス透明化を目的としてオークションを導入すべきだ」と主張している。遡ってみたら、このブログを始

    「イー・アクセス」問題と周波数オークションについて - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2012/10/22
    皆、今 の枠組みの中で合理的にやっているだけで、 その枠組みが時代に合っていない
  • アメリカの田舎パワー - michikaifu’s diary

    こんな話とか読んでちょっと思ったことがある。 地方暮らしが限界な話(メモ)(追加あり): やまもといちろうBLOG(ブログ) 無職の父と、田舎の未来について。(9/24追記) - どさんこ田舎者、東京でいろいろつくる 先週は、会議出席のためラスベガスに行ってきた。ラスベガスはアメリカによくある超人工都市で、私が行ってたときも昼間の地表温度は華氏111度(摂氏44度)、砂漠だから水は遠くから持ってくる必要があり、電気の力を使って無理やり人が住めるようにしたような場所だ。例えば月面や火星や海底に人が住めるように人工環境の基地を作るというSF映画とかがよくあるが、それみたいなものだ。 19世紀に幌馬車に乗って人が東からやってきて、その時代以降に可能になったテクノロジーを使って、ユニット型の町を次々と荒野に置いていき、それを20世紀にアスファルトの高速道路で結んで車で物資を運ぶことで成立したのが今

    アメリカの田舎パワー - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2012/09/24
    分散型の田舎経済のおかげで、アメリカのテレコムやモバイルは裾野が広い/究極的には、「『イノベーション+アントレプレナーシップ』により農業の生産性とマージンをあげる」ということじゃないかな
  • ガラスマの「囚人のジレンマ」はもうやめたら? - michikaifu’s diary

    アメリカの両方で、スマートフォン向けアプリを提供している開発者から聞いた話。とある日だけで使われているAndroid端末(=ガラスマ)でその会社のアプリを使っているユーザーから、動かないとのクレームがあり調べてみたところ、Android OSのメーカー独自部分に重大な欠陥があることがわかったそうな。 「だいたい、日の携帯端末って、ものすごい機種数があるから、カタログがものすごく立派で分厚い。あんだけたくさんの端末をそれぞれのメーカーが出して、ちゃんとあとのサポートができるはずがない。不具合直す気がぜんぜんないんだから。端末もカタログも、どんどんゴミ作ってるのと同じ。」 ごもっともである。確かにAndroidという同じOSを使っているが、それでも機種ごとに微妙に異なる。iOS vs. Androidという宿命の対決の中で、Androidの「細分化」というのは特に開発者にとっては大問

    ガラスマの「囚人のジレンマ」はもうやめたら? - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2012/07/17
    米国の携帯キャリアはネットワークの更新など戦略的な時期に合わせ、数年に一度全力を出して端末攻勢をかけるが、それ以外の時は割に力を抜いている
  • ノマドという言霊ハイプを煽る - michikaifu’s diary

    相変わらず、ネット界隈では「ノマド」ブームを揶揄する動きが続いている。 安藤美冬とかいう新たな勝間和代の襲来: やまもといちろうBLOG(ブログ) だけど、私はいっそ「ノマド」も、こういった、なんとはなしの現象に名称を付与することで流行を作り出す「言霊ハイプ」にしちゃってもいいのでは、と思っている。 世の中には、メディアのハイプとか◯通的な仕組みのフィルターを通じてしか、新しい現象を理解できない人々が実に多く(どこにでもいるが日国にはとても多い)、時にそういう人達のフィルターを通すために犠牲を覚悟で「言霊ハイプ」の力を借りるのもアリと思う。「ガラパゴス」*1とか「イクメン」なんかも言霊ハイプからお偉い方々の脳にも投影されて、それなりに世の中の気分に一定の影響を与えたと思う。 ノマドに関して言霊ハイプが必要と思う理由は、以前にもこのブログに書いた、「ノマド(あるいはフリーランス)」を雇うク

    ノマドという言霊ハイプを煽る - michikaifu’s diary
  • 周波数オークション問題=ソフトバンク問題 - michikaifu’s diary

    こちとらが感謝祭で苦手な料理に忙殺されている間に、日では3.9G周波数オークション(700/900MHz)が「仕分け」で復活したらしい。日人らしくww、周回遅れでこの話に反応しておく。 政策仕分けで葬られた「電波社会主義」 市場原理を導入しないと通信インフラがパンクする(1/3) | JBpress(日ビジネスプレス) 震災復興財源問題もあり、いよいよ背に腹は代えられない民主党が、周波数に目をつけたということではないかと思う。それでも当に実現するのかどうか、私には今だに信じられないが(どうせ今騒いでも実現は10年後だと思っていたので)、ちょっとこれまでと流れが変わってきたらしい。 原住民のたくさんいる貴重な周波数帯なので原住民が立ち退きを拒否するとか、免許料の負担がユーザーに転嫁されるとか、なぜ総務省が抵抗するとか、いろいろと議論があったわけだが、かなりの部分が公になって、「テクニ

    周波数オークション問題=ソフトバンク問題 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/12/18
    結局「ソフトバンクが死ぬか生きるか」/日本のオークションに関してはソフトバンクが反対論を言っているが、それはオークションの是非とは切り離して議論し、オークションはどんどんやってね
  • iモードの評価と「馬跳び現象」 - michikaifu’s diary

    夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。 http://news.livedoor.com/article/detail/6054212/ iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であった業界趨勢において、画期的なサービスであった。規模がモノをいう「コンテンツ・パブリッシングと課金を提供するプラットフォーム」を大手がブランケットとして提供し、その上で栄枯盛衰は激しいが小さい投資で作れるコンテンツ/アプリが百花繚乱するという「プラットフォーム+エコシステム」の考え方も画期的だった。2000年代初め頃は、このiモードの成功が携帯業界では世界的に注目され、

    iモードの評価と「馬跳び現象」 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/11/24
    「Walled Garden」と揶揄されるやり方は、それなりの必要性があって存在している/設備10年のサイクルは変えようがない、というのが通信屋の頭の痛いところ/こんどは自分がぴょんと飛び越すためにはどうしたらいいか
  • 「食通礼賛」の空気に押しつぶされる女性の憂鬱と対策 - michikaifu’s diary

    私はうつ病ではないが、うつ傾向が強くなることが時々あると自覚している。身の回りの同世代の女性にうつ病が多く、「格的にうつ病になったら大変」と身にしみているので、格的に病気にならないように、気をつけてあちこちでブレーキをかけている。しかし、こうして自分でブレーキをかけられるのは、私が根的に図々しくて、家庭の中で発言権が大きいからできることだと思う。ブレーキをかける、というのは別名「怠ける」ということなので、特に専業主婦ではそれが夫や周囲に理解されないことが多く、「ただ怠けている」というプレッシャーに対して戦う気力もなく、ますます自分を追い込んでいく人が多いだろうことは容易に想像がつく。 私が最近特に辛いのは「料理」である。午後になると夕方が来るのが怖くて、仕事に集中できない。献立を考えるのも店に買い物にいくのも面倒。キッチンに立つと疲れてしまって、気を紛らわすために、いけないと思いつつ

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  • 過ぎゆく夏、湘南的なるもの - michikaifu’s diary

    米東海岸をハリケーンが襲撃している。信じられないほどの天変地異が続く今年だが、これ以上被害が広がらないことを祈っている。 夏の終わり。Twitterでフォローしている、故郷の湘南や江ノ島の情報で、鵠沼海岸でTUBEが「震災復興ライブ」をやると聞き、YouTubeでその昔のヒット曲を聞いたら、懐かしさに涙が出そうになった。 私にとって、湘南の海は子供の頃からの(無料の)遊び場で、夏は大好きで、波の音と青く広い水面には特別の思い入れがある。しかし、私は彼らの「シーズン・イン・ザ・サン」がヒットしていた頃、その華やかな「湘南的なるもの」の世界とはまるきり縁がなかった。(実は17歳でアメリカに交換留学に来て以来、湘南には定住していない。) 水着姿に自信はなく、それでも海もプールも好きだからよく行っていたけれど、ゴーグルつけてひたすら泳ぐ。水の中にいれば顔も体も見えないからね。一度だけ実家近くの海岸

    過ぎゆく夏、湘南的なるもの - michikaifu’s diary
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    isrc 2011/08/28
    今、その頃の私と同じようなコンプレックスに悩む若い女の子がいたら、「安心して」と言いたい。若さと共に失ってしまうものが少なければ、年をとって増えるよきものとのバランスは「プラス」になる。
  • 「Big in Japan」と「スーパーニッチ」 - michikaifu’s diary

    昨日、「スーパーニッチ戦略」について書いたきっかけは、アメリカ人の友人(日語堪能で日のことをよく知っている)と、ここに書いたいくつかの例の話をしていた際、彼が「まさにBig in Japanなんだよね」とコメントしたのが面白く、いろいろ考えてみたことだった。 Wikipediaなぞを調べてみると、Big in Japanというフレーズは、80年代以前、洋楽がポピュラーだった頃からあったらしい。日でだけやたら人気があるのだが、国である欧米ではサッパリ、というバンドのことを揶揄していった用語で、例としてスコーピオンズやMr. Bigなどが挙がっている。「Big in Japan」という名前のバンドやアルバムもあったらしい。日での人気をテコにしてその後世界的にブレイクする例(クイーン、ボン・ジョヴィなど、おーなつかしい!)もあったが、当時は今よりずっと日のブランド・イメージが低かった

    「Big in Japan」と「スーパーニッチ」 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/08/04
    日本は人口が相当に大きく、所得も相当に大きいのでリッチな国内市場があるが、英語圏でなく文化的にやや孤立しており、メディアの支配力が強くコミュニティ内の「相互フィード」が強力で、流行を創りだす力が強い
  • Clay Shirky "Cognitive Surplus"(知的余剰)とソーシャル - michikaifu’s diary

    クレイ・シャーキーは、ネット世界に関する著述家としてよく知られている。例えばティム・オライリー、クリス・アンダーソンなどといった人々と同じようなカテゴリーに属する。ニューヨーク大学で教えていたり、コンサルタント業もしているようだ。彼の「みんな集まれ」(Here Comes Everybody)というは日でも翻訳が出ている。 彼の「Cognitive Surplus(知的余剰)」という考え方は、私はだいぶ以前、2008年のオライリー主催「Web2.0 Expo」での彼の講演で聞き、面白いと思ったので、これまで講演会などでは何度も引用している「ネタ」の一つである。クリス・アンダーソンの「Free」などと並び、「なぜ人は無料で自分の書いたものや作成したものをネットに公開するのか」「それがどういった社会的な意義をもつのか」をわかりやすく解説しており、シリコンバレーとネット界での「シェアの哲学」

    Clay Shirky "Cognitive Surplus"(知的余剰)とソーシャル - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/06/06
    産業革命後のイギリスで急激な生産性の増大と都市化による知識的「余剰」/最近になって、この余剰時間を組織化して知の役に立てることが始まった/現在はこの「知の余剰」組織化の草創期
  • 千羽鶴の幸せな行方は、なんとジェフ・ベゾスのおかげだった! - michikaifu’s diary

    昨日、わが息子の通っている中学(Middle School)にて、毎年恒例の「マルチカルチュラル・フェア」が開催された。前から私は、日ブースの企画チームの一員で、剣道のパフォーマンスを知り合いにお願いしたり、日出張時に我が中学で大流行中の「ハイチュウ」(アメリカで売っているバージョンでなく、日で売っているモノが特に貴重とされている)を調達したりなど、(料理やクラフトや飾り付けが大の苦手な私なりの)役割をいただいてごちゃごちゃやっていた。 たまたま大震災のため、ブースで単に「展示」のつもりだった折り鶴は、「折ったものを日に送る」という話が持ち上がった。わがブース委員会からの話ではなく、地元のガールスカウトがそういう運動をやっているので手伝ってくれと言われた、ということだった。 しかし、以前にハイチの地震のとき、「ハイチに千羽鶴を送ろう」と言いだした人が「アホか」とネットで叩きまくられ

    千羽鶴の幸せな行方は、なんとジェフ・ベゾスのおかげだった! - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/04/11
    ジェフ・ベゾス一家のチャリティ基金。現地の迷惑にもならず、お金を自分で出せない子供たちでも参加でき、美しい日本の伝統芸術を広く知ってもらうこともできる
  • 通信屋の現実雑感 - michikaifu’s diary

    このエントリーは別に結論も主張もない発散したエントリー、とあらかじめ言っておきます。 バルセロナのMWCは楽しかった。通信業界プロフェッショナルとしては、欧州や米国の仲間とこういう他の人には興味もないような話を口角泡を飛ばして議論できる場は当にしびれる。 ちょっとした小学校の講堂ぐらいの広さはあろうという広いプレスルームは、ぎっしりと並んだ机に人がいっぱいで、何十分も待たないと席があかなかった。アメリカのイベントで、こんなにプレスの人の密度が濃いイベントは見たことがない。というか、バルセロナでは各所でネットがパンクしており、ここで張り付いておかないと、ネットが使えないという事情もあるのだが。 それが、最終日はプレスルームもがらがら。その日はキーノートもなく、それでも時間ぎりぎりまでミーティングがはいっていた私は、最後の最後まで駆けまわり、プレスルームでぎりぎりまで動画ファイルのアップロー

    通信屋の現実雑感 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/02/26
    通信事業者はこの土地でこの人々と一緒にやっていくしかない。サービス業は究極の「オフショア不能」な世界/知的労働者だけの密度の高い労働とそのマネージメント手法は、現場を抱える業種とは全く異なる
  • Facebookの勝敗の分かれ目 - michikaifu’s diary

    Facebookが来年あたり上場する予定として、その財務が一部公開されたらしい。9ヶ月の数字なので、2010年年間にすると、ざっと売上$2bil.、純利益$500mil.といったあたりになりそう。 Facebook could go public by April 2012 - SFGate 最近騒ぎになったゴールドマン・サックスによる私募で$50bil.の値がついたのは、「やっぱり高い、バブルだ」という友人と、ちょっと議論になった。もちろん、現時点での財務から見れば当然高いわけで、問題はこの先どこまで成長するか、どこまで儲かるようになるか、どこまで地位は安泰か、といった点になる。 当初からSNSは流行り廃りが激しく*1、FBもそのうち別に新しいのが出てきて廃れる・・と言われてはや3年。例えば第一次ネットバブル時に死ぬほどeコマースのサイトが出てきて、激戦の末アマゾンが勝ち残って今も健在、

    Facebookの勝敗の分かれ目 - michikaifu’s diary
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    isrc 2011/01/08
    FBのビジネスモデルも「メディア」としての広告モデルだけでなく、「通信」的な利便性をマネタイズするようになっていくのでは
  •  日本のテレビ業界大再編の初夢 - michikaifu’s diary

    あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 当地では今日から子供たちの学校が始まり、平常営業となる。それで、2週間ぶりに、朝のいつものローカルニュースをテレビで見たところ、面白コマーシャルを発見。 有名な古いCMのパロディらしいが、昔風の「映画館へ行こう」という歌に乗って、ソーダやポップコーンのキャラクター・アニメが歩いてくる。が、実は歌は「映画館」でなく「DMV(Department of Motor Vehicle、自動車の免許や車両登録を扱う役所)」で、背景も、DMVの待合室の椅子で延々待っている人たちの映像。みんな、手にはスマホやタブレットを持って見ている。「ん?何のCM?」と思ったら、最後にAT&Tのロゴが出て、息子と二人で大笑いした。(YouTubeに出ていないか探したが、現時点ではまだ見つからない。) このあたりの背景事情は、11月に日経ビジネスオンラインに書

     日本のテレビ業界大再編の初夢 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2011/01/04
    やたら競争させればいいわけではない。今、通信業界は、統合と長期投資の仕込み時期。適切な時期に価格・料金を軸に業界再編。テレビ業界はブロードバンド政策と込みで、再編成すべき
  • モノはソーシャルの乗り物、と考えると - michikaifu’s diary

    年末、ようやく仕事が一段落したので、ひとりごと。世は相変わらず、ソーシャルが大流行なわけだが。 人が使う物理的なモノや、無形のモノには、見方によっていくつもの意味がある。「来」みんなが思っている使い方や目的の他にも意味があって、実はそっちのほうが重要ということもある。 10月の日経ビジネスのコラムに、自動車のことを書いた。かつて、仲間や恋人が集まって時間を楽しむための文字通りの「乗り物」が自動車だったのに対し、今はそれがフェースブックになった、と表現した。それは、自動車だけのことではないと思う。 例えば分かりやすいのがゲーム。昔であれば、ブリッジや麻雀、今であればフェースブック上のゲームFarmvilleやモバゲーのゲームは、自分が楽しいというより、人と一緒に時間を楽しむためのツールである。一人で楽しむゲームももちろんあるけれど、ゲームというのは昔からそういう性格が強い。 もっと強引にそ

    モノはソーシャルの乗り物、と考えると - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2010/12/30
    SNSは、これまでよりはるかに手軽で広がりの大きいソーシャルの世界を創りだしたのは確かだが、ある意味では、あらゆるモノがソーシャルの乗り物としての価値「も」持っている
  • 日経ビジネスコラム「テレビ酒場の大乱闘」公開されました - michikaifu’s diary

    日経ビジネスで月一回書いているコラムで、ブロードバンドとTVコンテンツに関わる「大乱闘」の様子を描いたクラシック迷作、「米国版・荒野の西部劇 テレビ酒場の大乱闘」が公開されましたので、ご高覧ください。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101126/217294/?top 日経ビジネスは、テクノロジー関係者以外の読者も多いので、いろいろ書いては消した上で、結局「日のブロードバンド振興はコンテンツ対策が重要」という、ごく当たり前の(=わかりやすい)結論に持っていったが、実は最初は別の論点について書こうと思っていた。「キャズム」の話である。 クラウドとかソーシャルとかモバイルとか、テック人間にとってはすでに日常のことになっているモノだが、先日この記事に書いたブロードバンドテレビのカンファレンスに行って、改めて「テレビ」というのもの大

    日経ビジネスコラム「テレビ酒場の大乱闘」公開されました - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2010/11/30
    「クラウドとかソーシャルとか」という部分は、「新しくできた中間領域」に当たり、「マスコミ」的要素と「個人の通信」的要素を併せ持つ。それがもしうまく受け入れられると、「中間領域」が一気に拡大する
  • 世界の4G周波数事情と周波数オークションについて - michikaifu’s diary

    これまでこのブログでも、何度か700MHz周波数について書いてきているが、実のところ欧州の事情を私もあまりよく知らなかったので、ちょっと調べてみた。せっかくみんなで苦労して3Gの方式と周波数を世界で合わせたのに、なぜ4Gでまたバラバラになってしまうのか、という事情がなんとなくわかってきたので、ざっとまとめてWirelessWire Newsに寄稿した。 GSMでは、無線方式の技術規定だけでなく、使用周波数帯も規定しているが、次世代LTEでは多くの周波数帯が使えるようになっている。それはなぜか、米・欧・日でそれぞれどうなっているか、複雑な過去の経緯をなるべく簡単にしたつもりなので、周波数問題に興味のある方は参照してほしい。わかりやすくするため、細かいところを省いていることはご容赦いただければ幸いである。 http://wirelesswire.jp/Watching_World/201008

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    isrc
    isrc 2010/08/20
    スマートフォンに、未だに日本メーカーはほとんど対応していないことが、これから先の日本のIT産業の活路となりうる上位レイヤーの「クラウド+モバイル」のチャンスの扉を閉ざしてしまいかねない
  • ある潮目。「中国疲れ」と日本の立場。 - michikaifu’s diary

    軍事や政治の面で、あるいは他の産業やアメリカ全体でもそうなのかどうかはわからない。でも、このところ、ITやネットの世界では、日をめぐる世界の潮目が少し変わってきているような気がしている。ま、あくまでもシリコンバレーから見た話、でしかないけれど。 相変わらず、「ジャパン・パ(pa)ッシング」ではある。日が「牙城」と思っていたゲーム業界ですら、日の存在感の低下が著しいそうだ。いろいろな「中の人」から、その話を聞いている。だいぶ前(2006年)にアニメとマンガの話を書いたときだったか、「ゲームは違う」というコメントをいただいたと記憶しているが、ついにゲームまで国内向け優先のパラダイス鎖国化しているという話をあちこちで聞く。子供・ファミリー向けにはWiiとDSが相変わらず強いが、全体としてはXboxとiPhoneとオンライン・ゲームとソーシャル・ゲームが勢力を伸ばしつつある中で、日ゲーム

    ある潮目。「中国疲れ」と日本の立場。 - michikaifu’s diary
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    isrc 2010/07/28
    IPとクラウドを軸とした、ネットとモバイルの「上位レイヤー」における世界のパワーゲームの中で、日本の企業はどのような立ち位置を取るべきか。IT産業において次世代に向けた戦略を考えないといけない
  • 「文章書けない」問題を抱える子供たち(ディスグラフィア) - michikaifu’s diary

    こんな話を読み、人ごととは思えないので、少々言及しておきたい。 兄が死んだ | Tokyo O life ? ずばぴたテック このお兄さんの人生が、幸せだったかどうかは余人にはわからない。しかし、お母さんの立場から見れば、数学では天才的な才能があるのに、文章が書けないというだけで、夢をかなえられなかった息子に対し、なんとも複雑な悲しい思いを抱いていたことだろう。 このブログで何度か書いているように、ウチの息子は二人とも、学習困難を抱えている。今や「学習障害」というほどの障害ではなくなったが、単なる「精神論」ではなく、「サイエンス」の角度から見て欲しいので、このタグで書いている。(念のため・・我が家はアメリカ在住です)上の息子は、小学校低学年の頃、この記事のお兄さんほど「天才的」ではないが、他はそこそこなのに読み書きだけが決定的にダメだった。ビジョン・セラピーで「読む」ほうはだいぶよくなった

    「文章書けない」問題を抱える子供たち(ディスグラフィア) - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2010/07/09
    単語を入れて埋めればできる例文を繰り返し作る/それを組み合わせてより長い文章を作る/テーマと中味を考え決まったパターンで副テーマに展開して小論文を書く/マニュアルどおりのモジュール的な文章を書く練習
  • いまどき、普通の人なら、英語が書ければよろしい - michikaifu’s diary

    私が「英語習得」に関して興味を持つのは、「日人としての外国語」という意味だけでなく、このエントリーで書いたように、わが子が「国語としての英語」にいろいろ苦労していることも作用している。両方の面から、「コトバを習得する」という普遍的な作業に関して、人の脳の発達や社会においてのコトバの使われ方、といったことをつい考察してしまう。 楽天の「英語公用語化」に端を発した「英語習得」議論が、引き続きTwitterなどで垣間見られる。日企業の「英語公用語化」については、その企業の戦略方向性や企業体質によるので、そうしたいところはすればいいじゃん、というだけの話で、楽天に関して言えば、相変わらず体育会系のノリで三木谷さんらしいな、と思っている。(体育会テニス部出身の方なら、「三面振り回し〜!」の発想だな、と言えばおわかりいただけるだろうか・・・)「英語できないやつは辞めてよろし」というのが批判されて、

    いまどき、普通の人なら、英語が書ければよろしい - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2010/07/09
    きれいな発音で英語が話せればいいが、そのためにものすごい時間とエネルギーをつぎ込むことは無駄。それより「機械的な文章を書く」訓練をして、英語でそれができるようになるほうが、今や決定的に重要