ITとはまったく関係ないが、古本の世界に興味がある。直木賞作家であり、古書店主でもある出久根達郎さんの古本エッセイのファンだからだ。なので、今クール(2013年冬)の月9ドラマ、「ビブリア古書堂の事件手帖」は欠かさず観ている。 一冊の本に秘められた謎を、剛力彩芽さん演じる古書店主が解き明かしていく。明かされるのは悪事ではなく、隠されていた恋や夫婦の情愛なので、観終わった後にはいい心持ちが残る。店主が語る古本についてのうんちくも興味深い。例えば、宮沢賢治の生前唯一の著作である「春と修羅」の初版本は、状態の悪いものでも100万円するという。賢治が推敲のために書き込みしたものを「手入れ本」といい、美本(保存状態のいい本)より高価なのだそうだ。いったいいくらするのだろうと思うがドラマでは語られなかった。「春と修羅」は著作権が切れているので、Amazonの電子書籍なら無料で読める。 さて、本論に入ろ
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