竹内研究室の日記 2019 | 01 |
ネットを何気なく見ていて、次のような書き込みに接しました。 【要注意】トイレの中に怪しい物を発見→盗撮カメラだった「マジかよ分かんないよこんなの」色々ありすぎて一同困惑 トイレの盗撮は以前から問題となっていましたが、どうもだんだん手口が巧妙になってきているような印象を受けます。盗撮された画像がネットに流れれば、それを消すことは不可能に近く、被害者の傷を癒やすことはできません。しかし、このような卑劣な行為に対して、現行の刑事法は適切に対応できていないのが現状なのです。 以下では、盗撮行為について適用可能な法律を概観して、その問題点を指摘したいと思います。 軽犯罪法軽犯罪法の第1条23号には、「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者」を拘留(1日以上30日未満の拘置)又は科料(1,000円以上1万円未満)に処するとする規
ファクトチェックです。 産経などで時折取り上げられている軍事ジャーナリストに井上和彦氏という方がいます。「日本が戦ってくれて感謝しています」という太平洋戦争に関する彼のネットや書籍での主張が妥当か、私が居住するシンガポールに関する記述を検証します。検証基準は下記です。 記述の事象は正確か (ファクトチェック) 記述の全体の位置づけが妥当か (例外や少数事象には注釈をつけるなど、一般的であるような誤解を避けているか) 記述の事象が正確かどうかや全体の位置づけの評価は、シンガポール教科書を含むシンガポール政府の記述を根拠とします。シンガポール政府の史実認識や解釈に異議があるかもしれませんが、今回の記事の視点は「シンガポール"が"、日本が戦ったことに感謝しているか」だからです。 井上和彦氏による、以下の3つの記事のシンガポールの記述を評価対象にします。 zakzak by 夕刊フジ: 【戦後70
世界的なベストセラーとなった家庭用ロボット掃除機「ルンバ」シリーズや米軍が採用している偵察用ロボットなどを開発しているiRobot社には試作機や過去に発売されていた幻のモデルなど、貴重なロボットたちが納められた博物館があります。今回、米国の本社に行ったついでに寄ってみました。 というわけで、iRobot社に到着。同社が行っている研究開発などについては「ロボットビジネスの最前線、iRobotの米国本社に行って研究開発の現場を取材してきた」に掲載しています。 ◆ミュージアム 入り口はこんな感じ。 「COOL STUFF」と書かれたドア。日本語にするとイケてる資料、カッコイイ持ち物といった感じの意味で、この先に過去に開発されたロボットたちが納められています。 内部の様子は以下の通り。 初期に製作されたロボットが展示されている棚。 iRobotのCEOコリン・アングル氏が学生時代に製作したロボット
カナダ人の少年が衝撃的な偉業を成し遂げた。カナダ・ケベック在住の15歳の少年William Gadoury君は、「マヤ暦で2012年に世界の終りが予言されている」という逸話を知ったことをきっかけに南米の古代文明に興味を持ち、3年前からある仮説を立てて独自に「研究」を行っていた。その仮説とは、マヤ文明の古代都市が星座の並びを模して配置されているというものである。 Gadoury君は 「なぜマヤ文明の都市は川から離れた山奥の不便な場所に造られたのか?」 と疑問を持ち、上述の仮説を思いついた。この仮説を検証するためにGadoury君が使ったツールはなんとGoogle Maps。Gadoury君はマヤのGISをダウンロードして地図上にプロットし、その地図に南米から見ることのできる範囲の星図を重ね合わせてみた。 結果、驚くべきことが明らかになった。マヤ文明の117の都市が実際の星の並びと一致していた
はじめに 今回は、DegicaのCEO ジャック・モモセ氏のロングインタビューをお届けします。キーワードはズバリ、「おま国」問題。 「おま国」問題とは「これは世界のどこでも売れるけど、おまえの国だけは売れない」という、なぜか日本だけに見られる不思議な販売制限や価格差のことです。 この言葉をモモセ氏が直接口にしたわけではありませんが、この言葉の背景にある日本のユーザの鬱積した不満に通じる違和感を、彼は日本に来てまもなく感じ始めたみたいです。売る側の立場で感じていたその違和感がだんだん膨らんで、デジカという会社を創業するに至ったようです。 もともと、このインタビューは、弊社の技術ブログの中の企画として行ないました。 デジカは、どちらかというと、プロダクトアウトの会社ではなくて、マーケットインだと思うのですが、そういう会社でシステム開発をすると、普通は、開発が営業に振り回されることになると思うの
おおさか維新の会の足立康史衆議院議員が、民進党に対して「アホ、馬鹿」発言を繰り返して、民進党から懲罰動議が出されている。本当に賢い人は、他人(他党)に対して、「アホだ、馬鹿だ」などとは言わないものである。民進党を批判するなら、その政策や政治行動について、正面から批判すればよいだけのことだ。それをしないで罵るようなことばかりを言うのは、自らの下品さを吹聴しているようなもので、自らを貶めているだけのことだということを知るべきだろう。 足立議員本人は、「確実に票を減らしている」「父親からも『お前に期待していたが諦めた。孫に期待する』と言われた」と語っているそうだが、それはそうだろう。ところが同党の幹部は、「足立議員は、おおさか維新の最終兵器だ」と持ち上げているというのだから驚くほかない。 政治の世界では、敵対する政党間で激しい批判合戦が行われることは珍しくない。当然のことと言ってよい。しかし、何
災害の後は、電話回線の混雑を防ぐため、被災地に向けた不急の音声通話はなるべく避け、メールやSNS、災害用伝言板を使った方が良い――このことは、東日本大震災を通じて広く国民に知られるようになった。 では、音声で通話したい場合でも「携帯電話」から「固定電話」といった異種間の通信はできれば避けた方がいい――こんな話はご存じだろうか。 2016年4月に発生した熊本地震は、音声電話からデータ通信まで、現地の通信ネットワークに大きな被害をもたらした。停電やケーブル断による回線の不通に加え、安否確認のための音声通話が集中し、回線容量を逼迫させる「輻輳(ふくそう)」も発生した。 停電やケーブル断、音声通話の輻輳は、東日本大震災の際にも大規模に発生し、音声通話がほとんど使えない事態となった(日経テクノロジーOnline関連記事:【震災、そのとき情報通信は(1)】想定外の72時間、停電で携帯電話は使えなくなっ
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