北朝鮮には人道支援の名の下に現金支援まで行ない、南(韓国)にはTHAAD配備報復撤廃を餌に、朝鮮戦争休戦協定から終戦協定への変換と平和体制構築に中国を加えることを認めさせた。これにより朝鮮半島の主導権は中国が握る。 韓国に「4者」を認めさせた中国 ソウルの聯合ニュースは7月31日、韓国大統領府の高官が「朝鮮戦争の終戦宣言に関して、4者による宣言を排除しない」と言ったと伝えた。 「4者」とは、「南北朝鮮とアメリカおよび中国」のことを指し、「3者」は、ここから「中国を外す」という意味である。 これに関してYahooにおけるコラム「遠藤誉が斬る」で何度も何度も、くり返し書いてきたので重複を避けたいが、一応お知らせするとすれば、関連テーマの最後のコラムは6月7日付けの<中国、「米朝韓」3者終戦宣言は無効!>だ。このタイトルからも分かるように、中国はともかく全力で「3者」を退け、何としても「4者」に
![遂に正体を表した習近平──南北朝鮮をコントロール](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21bfd26ea6f9cba2a1bf1577f2007701eecf2c97/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2018%2F08%2Fendo170801-thumb-720x546-139725.jpg)