人工知能が作曲家になる日は来るか。私たちは、人間が作った曲と人工知能が作った曲の違いに気付けるのか。前回の記事では、テキスト入力された歌詞のイントネーションを分析してメロディーを作る自動作曲システム「Orpheus」の開発に2008~13年までの大学院在籍時に携わっていた、産業技術総合研究所 主任研究員の深山覚さんに、それらの疑問をぶつけました。 人工知能で「ヒット曲」難しい理由 ”良い音楽”は科学できるのか
人工知能で「ヒット曲」難しい理由 ”良い音楽”は科学できるのか:これからのAIの話をしよう(音楽編)(1/5 ページ) 10月9日に、芸能人が“一流の音”を見極めるバラエティー番組「芸能人格付けチェック ミュージック 秋の3時間スペシャル」(テレビ朝日系)が放送されました。 目隠しをした状態で、バイオリンや声楽、和太鼓といった音色を2パターン聴き、どちらがアマチュアの演奏で、どちらがプロの演奏かを聴き分けるというものです。アーティストを含め、一流と呼ばれる芸能人の方々が自信満々のドヤ顔でプロとアマチュアの音を聴き間違えている姿を見ると、「芸能人だって人間だもの」と安心できました。 芸能人でも、アマチュアとプロの演奏の違いを聴き分けられないことが分かりました。それでは、これが人工知能が作った音楽と、人間が作った音楽の違いだった場合、私たちはこれを聴き分けられるのでしょうか。 2018年現在、
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