気を遣いすぎるのはむしろNG 「傷つきやすい」「心配性である」といった繊細な子どもを持つ親や先生は、無意識に間違った言葉がけをしている可能性があります。例えば、子どもが失敗をしてしまったときに、よかれと思って「どうしてこうなったの」「なぜうまくいかないの」と失敗を深掘りしてしまってはいないでしょうか。 傷つきやすく繊細な子ほど、「自分が気遣われていること」自体にも敏感に反応して、思い悩んだり、気にしすぎる性質があります。基本はそっとしてほしいタイプで、親や先生が心配しすぎることはむしろ逆効果です。そのような子にどのように接してあげれば、自信ややる気を引き出してあげられるのでしょうか。 私はメンタルコーチとして十数年間活動しており、これまで8000人以上の子どもたちと向き合い、脳科学と心理学に基づいたトレーニングによって、多くの子のメンタルを改善してきました。そして、その結果、部活動の全国大