わたしは小学校6年生のとき、全校生徒の前で担任の先生に頬を叩かれました。なぜ叩かれたのか、その後何があったのか、長い長い教育のものがたりです。 転校したら、子どもが伸びる魔法の言葉をかけられたわたしの生き方が決まったのは、小4でした。 当時、「決まった!」と思ったわけではなく、思い起こしてみるとそのときだった、という感じです。 わたしは、父の仕事の関係で2年に一度は転校を繰り返していました。小4のとき、北海道の倶知安町から福岡県久留米市に転校しました。当時は、特別、変わったことも特技もない、おとなしくも活発でもない、何も目立つことのない、ただの小4女子だったと思うのですが、なぜか、担任の先生は、転校早々、わたしのことをとても買ってくれていました。 「お前はよくできる子たい。」と言われ、心の中では「先生は何か勘違いしてる。わたしはそんなにお勉強のできる子じゃないのに。」と思っていましたが、期