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ブックマーク / honz.jp (7)

  • 数多の「健康で、長生きする」実践的なメソッドが全部まとまった一冊──『科学的エビデンスにもとづく 100歳まで健康に生きるための25のメソッド』 - HONZ

    数多の「健康で、長生きする」実践的なメソッドが全部まとまった一冊──『科学的エビデンスにもとづく 100歳まで健康に生きるための25のメソッド』 近年、栄養環境の改善や医療技術の進歩によって人間はより長く生きることができるようになった。ただ、ほとんどの人が望んでいるのは、「長く生きる」ことだけでなく、同時に「健康で」あることだろう。糖尿病などの慢性疾患を発病して、永続的な治療が必要ないのであれば、それが幸いである。 そうした状況と科学の進展も合わさってか、『LIFESPAN: 老いなき世界』など、近年「健康に、長生きする」ことにフォーカスしたが多数出るようになった。書『100歳まで健康に生きるための25のメソッド』は、そうした数多ある健康長寿のメソッドを、詳細な科学的エビデンスと共にすべてまとめ、それを実践するために何をしたらいいのかのレクチャーまでしてくれる、実践的な「健康に、長生き

    数多の「健康で、長生きする」実践的なメソッドが全部まとまった一冊──『科学的エビデンスにもとづく 100歳まで健康に生きるための25のメソッド』 - HONZ
  • アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』 - HONZ

    いまや、アルツハイマー病という疾患名はあまねく知られている。しかし、何がアルツハイマー病の原因なのか、どんな人がなりやすいのか、そして治療は可能なのか、となると、ほとんどの人は知らないだろう。恥ずかしながら、医学部で病理学を教えている私もよく知らなかった。研究が日進月歩であり、その原因や治療法についてはまだ確定的なことがわかっていないからだ、と、とりあえずの言い訳から始めたい。 アルツハイマー病は、いうまでもなく、認知機能の低下と人格の変化を伴う認知症の一種である。認知症の6割をも占めるとされる疾患であるが、ドイツ人医師アロイス・アルツハイマーがチュービンゲンで1906年に、最初の症例アウグステ・Dを報告してから何十年もの間、全く興味をひかなかった。それには二つの理由がある。一つは、アウグステ・Dが46歳での発症、初診時51歳であったことから、若年性の特殊なタイプの認知症であり、よくある老

    アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』 - HONZ
    isrc
    isrc 2016/01/17
    不思議なことは、二十歳のころに書いた文章と何十年もたった後のアルツハイマー病の発症に相関関係があること/ひとつの文章にどれだけの情報を簡潔に集約するかという密度の高さが、高齢になった時の認知能力と一致
  • 『本は死なない』キンドル開発者、読書についてかく語りけり! - HONZ

    アマゾンが電子書籍読み放題サービスに参入するというニュースがある。これは月額9.99ドルの契約を交わすと、約60万タイトルの電子書籍が読み放題になるというサービスだ。日ではいまひとつ普及していない印象が拭えない電子書籍だが、アメリカでは事情が異なるようだ。書の記載によると、アメリカの出版業界の市場調査を専門とした機関の報告で、2012年までに成人の24・5パーセントが日常的に電子書籍を読んでいるという調査結果が出ているそうだ。 社会学者エヴェレット・ロジャーズの著書『イノベーションの普及学』によると、革新的な技術が消費者に普及するまでには5つの段階をふむという。消費者全体の2・5パーセントを「革新者」と呼び、最も早い段階で新しい技術に反応し購入する層。次が「初期導入者」で13・5パーセント。これに次ぐのが34パーセントを占める層で「初期多数派」といい、ここまで消費者のほぼ50パーセント

    『本は死なない』キンドル開発者、読書についてかく語りけり! - HONZ
    isrc
    isrc 2014/07/24
    全ての本が一冊の本に包括される、読書版フェイスブックのようなシステムが生まれる。あらゆる本が電子化され、全ての本がハイパーリンクによって繋がった世界。様々な本を行きつ戻りつしながら読むことができる
  • バイオエレクトロニクス――現実化する攻殻機動隊ワールド - HONZ

    みなさま、正月三が日も終わろうとしておりますけれど、今年もサイエンス通信をどうぞよろしくお願い申し上げます。 できるだけ幅広い分野から話題を選びたいと思っているのですが、あらためてそういう目で眺めてみると、『ニューヨーカー』のサイエンス記事って、バイオ&メディカルな話題が強いですねぇ。数学や物理学の記事は、それに比べるとガクンと少なくなります。まあ、それも当然でしょうかねぇ。社会生活に及ぼす影響という点では、バイオ&メディカルは大きいですからねぇ。 でも、私たちの暮らしへの直接的・短期的な影響の大きさや、狭い意味でのサイエンスに閉じずに、言語や文化歴史にもつながるような少し広めの間口で、今年も面白い話題をご紹介していきたいと思っています。 とは言いながら、今回もバイオな話題です……。 バイオエレクトロニクスの分野は、まさしく日進月歩ですね。攻殻機動隊の舞台となっている近未来が、じりじりと

    バイオエレクトロニクス――現実化する攻殻機動隊ワールド - HONZ
  • 『弱くても勝てます』 超進学校の「異常な」セオリー - HONZ

    住大夫の自伝である。おなじみ日経済新聞「私の履歴書」の書籍化だ。ちなみに近年「私の履歴書」で最も面白かったのは李香蘭すなわち山口淑子だった。書は次点だが、経営者の自叙伝の何十倍も面白い。何万倍かもしれない。つまり経営者の自叙伝などはことごとく面白くない。そういえば佐野眞の『甘粕正彦 乱心の曠野』などは李香蘭の自伝を読んでからのほうがはるかに面白いはずだ。話が脱線した。 竹住大夫は義太夫節の大夫である。三味線弾きと二人で人形劇である文楽に登場し、物語の一切を語るのが大夫だ。住大夫はその最高峰なのだ。もちろん人間国宝だ。義太夫節とは大阪弁丸出しのダミ声でわめくような感じの日独特の歌唱法である。あまりに独特なので初めての人は面らう。ともかく何を言っているのかさっぱりわからない。しかし、慣れてくると、これがじつに素晴らしいのだ。 ところで書によれば、竹住大夫は奈良の薬師寺の故高田

    『弱くても勝てます』 超進学校の「異常な」セオリー - HONZ
    isrc
    isrc 2012/10/05
    大人になってからの勝負は大胆にはできません。だからこそ、今なんです
  • 歌を口ずさみながら。『たった独りの引き揚げ隊』 - HONZ

    1975年4月、ソ連南西部マイコープ。柔道によく似たソ連の格闘技、サンボの日ソ対抗国際試合の会場にビクトル古賀はいた。古賀は、1年以上前に引退し、今回の遠征には監督として参加していたが、68kg級の選手が腰を痛め、急遽、選手として出場することになったのだ。 すでに40歳となっていた古賀は体重を絞るため3日間絶し、マットに上がる。会場からは地響きのようなどよめき。もちろん観客たちは、古賀が、日人とロシア人のハーフであり、世界大会で3度優勝、40連勝無敗で引退した元世界チャンピオンだと知っている。 相手は、世界選手権での優勝経験もあるタジキスタン出身の強豪。年老いた元世界チャンピオンを相手にいかにもやりにくそうな表情を浮かべる。試合開始直後、相手が仕掛けてきた瞬間、古賀は右足を跳ね上げ、腰の上で相手を反転させ、背中からマットに叩きつけた。「跳腰」による1。開始後わずか30秒である。会場は

    歌を口ずさみながら。『たった独りの引き揚げ隊』 - HONZ
    isrc
    isrc 2012/08/14
    日本人ってとても弱い民族ですよ。打たれ弱い、自由に弱い、独りに弱い。誰かが助けてくれるのを待っていて、そのあげく気落ちしてパニックになる。
  • 『東大のディープな日本史』入試問題に見る、アカデミズムへの誘い。 - HONZ

    暗記科目の歴史が苦手というアナタに朗報。とにかく、東京大学の日史の入試問題がたまらなく面白いのだ。 そこで問われるのは詰め込みで得られた知識でも、通り一遍の模範解答でもなく、ズバリ”考える力”。「選りに選りすぐったこの問題に、真っ向からかかってこい。」 「自分の頭で考え、自分の言葉で見事論破してみろ。」 どの設問からも、そんな出題者の声が聞こえてきそうな良問ぞろいだ。 例えば、過去問題の一節はこんな感じだ。 次の文章は、数年前の東京大学入学試験における、日史の設問の一部と、その際、受験生が書いた答案の一例である。当時、日史を受験した多くのものが、これと同じような答案を提出したが、採点にあたっては、低い評点しか与えられなかった。なぜ低い評点しか与えられなかったかを考え、(その理由は書く必要がない)、設問に対する新しい解答を5行【筆者注:150字】以内で記せ。(以下略) (83年度第1問

    『東大のディープな日本史』入試問題に見る、アカデミズムへの誘い。 - HONZ
    isrc
    isrc 2012/07/18
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