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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kawato (2)

  • アメリカと中国を天秤に掛ければいいのか? 日和見で日本が失う自由と民主主義

    <強すぎる国家が人間の権利と民主主義を踏みにじることを現代の日人は知らない> 訳知り顔に言う人がいる。「この頃の米中対立は追い上げられたアメリカが覇権にしがみついているだけ。日は双方と適当に付き合い、勝ったほうとよろしくやっていけばいい」と。 トランプ大統領がその粗野な言動でアメリカの品位を下げている今、愛想を尽かすのも分かる。だがもし中国が勝利すれば、今の日人が空気のように無意識に享受している人間としての権利、そして民主主義は奪われ、われわれは窒息するだろう。 人権尊重、そして民主主義は、戦後アメリカが日に力で押し付けたものだが、アメリカがおちぶれたら捨てていいものではない。日人自身の気持ちにかなうものであり、死守しなければならないものだ。 筆者は外交官時代、ソ連に何年も勤務した。大げさに言えば、目ぼしいものは全て分配し、軍需以外での技術革新や投資はしない社会、他人と違うことを

    アメリカと中国を天秤に掛ければいいのか? 日和見で日本が失う自由と民主主義
    isrc
    isrc 2019/08/13
    中国は増えた国家歳入を軍備につぎ込み、世界に「中国流秩序」――主権国家を構成員とする国際法ではなく、中国を頂点とする長幼の関係に基づく――を構築しようとする。200年遅れてやって来た帝国主義だ。
  • 「やっかいな隣人」韓国のトリセツ

    「国軍の日」式典に出席した韓国の文在寅大統領(首都ソウル、18年10月) AHN YOUNG-JOON-POOL-REUTERS <南北接近で日米韓の連携が崩れる時代――パワーポリティクスの東アジアを生き延びる術> 日韓の関係は、浮き沈みを繰り返すもの。98年からの韓国での日文化「解禁」、02年のサッカーワールドカップ共同開催や、その後の日での韓流ブームなどは、いつも慰安婦や竹島(韓国名・独島)問題で暗転してきた。今度は「徴用工」補償問題や韓国海軍のレーダー照射事件で悪化している。 今や韓国国民の7人に1人に当たる年間700万人以上が日を観光し、韓国の電機・自動車生産には日から輸入した部品は不可欠という時代だ。だが今年は日中韓首脳会談や、6月に大阪で行われる20カ国・地域(G20)首脳会議への文在寅(ムン・ジェイン)大統領の参加にも黄信号がともりかねない。 日韓両国民は、国を挙げ

    「やっかいな隣人」韓国のトリセツ
    isrc
    isrc 2019/02/15
    戦後70余年米国の保護の下パワーポリティクスの世界から全く遠ざかってきた日本人には、たわ言のように聞こえるだろう。しかしその想定外が現実になりつつある。日本周辺の国際情勢の枠組みは、確実に崩れつつある。
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