RPAツールを導入する、もしくは本格導入の検討を始めた企業が急増している。RPAとはRobotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略だ。一般的にはPCを使った単純な定型業務を、ソフトウェア型のロボットが人に代わって実行することを指す。 RPAツールの必要性が高まっている背景には、働き方改革関連法が4月から施行されたほか、多くの企業が業務の効率化などの課題を抱えていることが考えられる。こうした課題を解決する手段の1つとして、RPAが注目されているのだ。 アイティメディア社のキーマンズネットがサイトの読者であるビジネスパーソンに「2019年のIT投資動向調査」を実施したところ、回答からはRPAへの投資を予定している企業の多さが目立った。一方で、導入する際の壁の高さや、運用の難しさを感じているなどの課題も浮き彫りになった。 しかし、この調査結果