フランス・パリで開催された性別に基づく性暴力への反対を呼び掛ける集会で、参加者の手に描かれた「#MeToo」(2017年10月29日撮影、資料写真)。(c)Bertrand GUAY / AFP 【10月16日 AFP】フランスの検察当局が有名なポルノサイトを対象にレイプの実態調査を実施し、動画に出演した女性たちに虐待経験を明かすよう呼び掛けている。これを機に、性暴力について声を上げることが長らくタブー視されてきたポルノ業界が過去の清算を迫られるのではないかとみられている。 検察当局は、フェミニスト団体がポルノに出演した複数の女性から証言を集めたことを受け、「素人」ポルノ動画の総本山とうたうウェブサイト「ジャッキー&ミシェル(Jacquie and Michel)」をはじめとするポルノサイトについて7月から調査を進めていることを9月に明らかにした。 レイプ調査が始まってから弁護士に連絡を取