警視庁の警察官に、個人情報を同意なくトラブルの相手に提供されるなど違法な対応を受けて精神的苦痛を受けたとして、南アジア出身の40代女性が9月22日、東京都を相手取り、損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 女性は提訴後の記者会見で、「人生で最悪の出来事があってから、娘は不安感や抑うつ状態、過呼吸に苦しみ、男性を怖がるようになりました。警察官が私たちの個人情報を提供してから、危険にさらされているように感じています」と訴えた。3歳の長女は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いとの診断を受けているという。