大量の個人情報が入った神奈川県庁のハードディスクが、ネットオークションに出品され流出した問題で、県は21日、落札した人から4個のハードディスクを回収し、行方が分からなくなっていたハードディスクをすべて回収したと発表しました。情報流出はなかったとしています。 県によりますと、残る4個について、落札した人から21日朝、連絡があり県庁に届けてもらったということで、当該のハードディスクと確認されたということです。 県は落札者に代替の新品を渡したということで、行方が分からなくなっていた9個のハードディスクはすべて回収されたことになります。 県は、いずれも当初のデータの復元などは行われていないと判断し、行方がわからなくなっていたハードディスクからの情報流出はなかったとしています。 神奈川県は「ご協力いただいた人たちに深く感謝申し上げます。今後は再発防止策を早急に検討してまいります」と話しています。