軍による市民への弾圧が続くミャンマーで、クーデター以降、治安部隊の発砲などで51人の子どもが死亡したことが現地の人権団体の調べでわかりました。 死亡した子どもの中には、軍の弾圧の恐怖を感じながらも、遺書の入ったカードホルダーを身に着けてデモに参加していた少女がいました。 ミャンマーでは、ことし2月のクーデター以降、軍による市民への弾圧が続いていて、現地の人権団体「政治犯支援協会」によりますと4日までに769人が治安部隊の発砲などで死亡し、このうち51人は6歳から17歳の子どもでした。 NHKがこの人権団体や地元メディアに確認したところ、亡くなった子どものうち最も多い26人は抗議デモの現場で死亡していて、デモに参加して殺害されたとみられる一方、12人は抗議活動とは関係のない自宅などで死亡しており、弾圧に巻き込まれたものとみられています。 人権団体は「軍は抗議活動に参加する若者や子どもたちを銃
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