高松市内で女児2人を車に放置し、熱中症とみられる症状で死亡させたとして、香川県警は4日、母親(26)(高松市川島東町)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。母親は娘2人を車内に残し、前日夜から複数の店で飲食していたとみられ、県警は死亡した経緯を詳しく調べる。 発表によると、母親は2日午後9時頃~3日午後0時40分頃の間の少なくとも数時間、高松市内の駐車場に駐車した乗用車に、長女(6)と次女(3)を放置し、死亡させた疑い。調べに対し、黙秘しているという。 防犯カメラの映像や目撃情報などによると、母親は2人を車内に置いたまま、繁華街の飲食店数軒をはしごしていたという。車に戻って別の場所に移動させた後、3日昼に119番し、「車から少し離れて戻ってきたら2人がぐったりしていた」などと説明していた。 県警は熱中症で2人が死亡した可能性があるとみており、4日に遺体を解剖して死因などを調べる。高松市では3