日本を代表するSF作家・小松左京の小説群は、たびたび「未来を予見していたよう」と評されてきた。小松左京氏、星新一氏とともに「日本SF御三家」と言われる作家・筒井康隆氏が、生前の小松氏との思い出を振り返り、その先見性について語った。 【写真】SF作家クラブと旅館で「SFサッカークラブ」と書かれた歓迎板を持つ。アーサー・C・クラークと小松左京氏のツーショットも * * * ──小松さんの『復活の日』は1964年に発表された小説ですが、昨年から続く新型コロナ禍を予言していたと話題になりました。 筒井:当時、発売されてすぐに読みました。私の弟の嫁さんが大阪大学薬学部出身なのですが、彼女が読んでウン、ウンと頷いていました。専門の人も感心するようなアイデアだったということでしょうね。 ──1973年発表の『日本沈没』で描かれたプレートテクトニクス理論も、当時の最先端の理論だったそうですね。 筒井:最新
![新型コロナ予言と話題の小松左京氏 筒井康隆氏が慧眼の源泉を解説(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f08063c6ce5e7265f1e23fcf5e4a690caaf290f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20210125-00000011-pseven-000-1-view.jpg)