出典:日経クロステック、2020年10月1日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 筆者のメインの仕事の1つは、研修講師です。クライアント企業が実施する社内研修の講師を年間150日ほど務めており、そのうち50日程度はキャリア研修を実施しています。その企業の社員に自分のキャリアプランを考えてもらうための研修です。 その中で、実感している変化があります。自社の社員向けキャリア研修で「転職」「副業」「早期退職」などについても教える企業が増えてきているのです。自分の今後の仕事やキャリアプランを考える際に、自社の情報だけでなく、急変している労働環境を広く理解する必要が出てきているということです。 新型コロナウイルスの感染拡大による経済の低迷で、雇用や労働をめぐる状況は一段と大きく変化しています。先日も「厚生労働省の調査によれば、新型コロナウイルス感染拡大の影響による解雇
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