24日の東京外国為替市場は、イギリスの国民投票を受けて円高が急速に進み、円相場は一時2年7か月ぶりの水準となる1ドル=99円台まで急騰しました。 午後5時時点での円相場は、23日と比べて1円38銭、円高ドル安の1ドル=103円5銭から10銭でした。 一方、ユーロに対しては、23日と比べて3円20銭、円高ユーロ安の1ユーロ=115円1銭から5銭でした。 ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1155から62ドルでした。 市場関係者は「市場ではイギリスの国民投票について残留派が優勢だという見方が事前に広がっていただけに、離脱の票が多数を占めたと伝わると一時的にパニックのように円を買う動きが急速に進んだ。その後、政府・日銀による介入への警戒感などもあって円を売る動きも出るなど円相場は乱高下した。市場では今後、G7=主要7か国がどのように対応していくのかに注目が集まっている」と話しています。 午