グーグル(本社・米国)は、世界各地の絶景や名所を写真で紹介するサイト「Googleマップ ストリートビュースペシャルコレクション」に、「兼六園」(金沢市兼六町)や「金沢21世紀美術館」(同市広坂1)など、金沢市内の20施設を加えた。金沢市のホームページ上でも公開されている。 同サイトの特徴は、画面上で360度、周囲を見回すことができ、また、画面に現れる矢印をクリックすると、その方向に進むことができる点。自宅にいながらにして、各地の世界遺産やアマゾンのジャングル、南極などを散策しているような気分を味わえる。「ホワイトハウス」(米国)や「ベルサイユ宮殿」(フランス)などは、内部が公開されている。 国内でも順次、撮影をしてラインアップに加えており、金沢市については、「古い街で、きれいな景色が残っており、また、一方で、同美術館のように先進的な取り組みもしている」(同社広報部)と評価。公開に先立って
金沢市の「ひがし茶屋街」近くに11月15日、古い教科書や新聞を展示する「日本おもしろ文化博物館」(金沢市東山1、TEL076-252-4932)がオープンした。 「日本おもしろ文化博物館」が入る元呉服店 収蔵するのは、江戸時代から昭和時代までの教科書約4000点と、明治時代から昭和時代までの全国各地の新聞約1400部。大部分は資料館開設を目指していた福島県郡山市の「日本きもの文化美術館」のコレクションで、東日本大震災の影響で計画を実現できなくなったことから譲り受けたという。「日本おもしろ文化博物館」代表理事に就いた篠原勉さん(67)が子どものころから集めていた中央紙と石川県の地元紙もある。 新聞の中には、「明治」から「大正」への改元を伝える1912(明治45)年7月31日付の「大阪朝日新聞」や、桜島の噴火を報じた1914(大正3)年1月12日付の「九州日日新聞附録」も。ブラジルで日系人向け
金沢21世紀美術館(金沢市広坂、TEL 076-220-2800)で現在、企画展「社会に貢献する金沢美大のデザイン力」が開催されている。同大教員の研究活動を発信する「美大アートワークス2012」の一環。 「社会に貢献する金沢美大のデザイン力」の会場風景 金沢美術工芸大学と企業の連携により誕生した商品を一堂に紹介する同展。市場のニーズや企業の要望を受け止め、形にした学生のデザイン力を全国に発信しようと、9月には東京でも開催した。 大手企業のデザイナーやアニメの映画監督などの人材を輩出する同大では5年前から、産学連携の取り組みを進めている。卒業生が携わる作品は、トヨタ車「プリウス」の車体、資生堂「TSUBAKI」、サントリー「BOSS」など多岐にわたる。授業時間外で展開する年間約20件の産学連携プロジェクトには、社会で活躍する先輩を目指した多くの学生が参加するという。 会場に並ぶのは、眼鏡の産
金沢21世紀美術館(金沢市広坂、TEL 076-220-2800)で現在、企画展「押忍!手芸部と豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」が開催されている。 「押忍!手芸部」の会場風景、これまでに制作した作品が並ぶ デザイナーの石澤彰一さんが手芸の経験や技術を持たない「男前部員」と2003年に結成した「押忍!手芸部」の自由な創作活動を紹介する同展。「不器用上等!」を宣言し、技術やルールより個人の作りたい気持ちや作る楽しさを尊重する部活動の魅力を伝える。美術館での紹介は初めて。 部長を務める石澤さんは現在、7人の部員と共にユーモアあふれる伸びやかな部活動を続け、もの作りに当たり前のように横たわる既成概念を鮮やかに覆す。同展では、デザイン・アート・音楽・イベントプロデュースなどジャンル横断的な活動で注目されるアーティストの豊嶋さんが、同部の精神を読み解いた展示空間を創り上げた。 同部が掲げる7つの教訓は「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く