「パリと京都は似ている」と思うことが多い。でもこの場所ではパリと京都が絶対的に違うところを見た。 西本願寺から歩いていける場所にある、「角屋もてなしの文化美術館」。文化財としてはグッとくるものが少なかったのだけど、この存在の説明そのものが京都のさまざまなことを物語っているのがすごくおもしろかった。 この建物は、「解説(紙パンフ)」を全部読んでから、感度いっぱいで歩くのがいいはず。 「マーケティング」と「文化保存」のはざまで 「エロ」と「風俗の歴史」のはざまで すごく、ねじれてる。その「ねじれ」の皺から染み出る「お出汁」を楽しむ場所です。 京都の人にはまどろっこしい書き方かもしれないので先に書くと、うちこには 「ここは揚屋で、置屋とは違うんです」 という解説が、遠回しなのにすごくしつこくておもしろかった。という感想です。 パンフレットは、「カラーの概要・A4三つ折」「モノクロの歴史解説・A4
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