弁護士 数藤 雅彦 こんにちは。 今日は、著作権の新しい「権利表記」の情報をお届けします。 この権利表記のことは、私(数藤)が先日参加した、デジタルアーカイブ学会の研究大会で知りました。 学会では様々な分野の先生方と情報交換しましたが、その中で興味深かったのが、 Rights Statements(ライツ・ステイトメンツ) という権利表記の方法です(私は時実象一先生の発表パートを通じて知りました)。 これは、ヨーロピアーナ(Europeana)やアメリカのDPLA(Digital Public Library of America:デジタル公共図書館)のようなデジタルアーカイブにおいて、2016年から準備が進められている表記方法です。 美術館、博物館、図書館などの文化施設が公開する作品について、著作権の有無や、利用条件をわかりやすく示せるマークです。 このRights Statements