本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。
これはだいぶ前に書いたエントリです。MINCS作者による最新の解説があるのでそちらもご覧ください。 (2016-11-21追記) コンテナは使いたいけど、たくさんコンテナを起動すると結局それぞれのコンテナに対するセキュリティアップデートなどのメンテナンスは必要だし、コンテナ内独自のプログラムやライブラリ以外はホストと共有したいよね、って話が出てきたりします。みんな考えることは同じで、bind mount を使えば良いよね、って話はでてきてました。 こないだもブログで紹介した kazuho さんの jailing 私が LXC でも結構簡単にできるよ、っていう提案を兼ねて作った lxc-bind こないだのLinuxConでもDockerでたくさんのオプションを並べて、色々工夫して bind mount を使ってやってる発表もありました (Using Docker for existing
Nginxでリバースプロキシしつつlua-nginx-moduleを使ってリクエストやレスポンスを書き換える。図にするとこんな感じ。 client proxy app | 🍣 | 🐟 | |-------> 🐟 -------> 🐟 | 🍣 🍚 🐟 | |<--------|<----------| クライアントから寿司が送られてくるけどアプリケーションはネタだけ受け取りたいのでシャリはプロキシに抜いてもらう。 アプリケーションからのレスポンスにはさっきのネタが含まれているので、プロキシはシャリを戻してクライアントに返してあげる。 ローカルにOpenResty入れて適宜luaファイルを書き換えてcurlを叩くとかでもいいんだけど、絶対あとからだるくなってくるのでDockerでコンテナを立ち上げて、それに対してリクエスト投げるテストを書くことにした。 Dockerファイルはこち
Linuxコンテナに最適化した「CoreOS」を提供するCoreOS社が、同社のCoreOSおよび関連ソフトウェア群と、Linuxコンテナのクラスタを管理する「Kubernertes」を統合したパッケージ「Toctonic」を発表しました。 TectonicのWebサイトでは、Tectonicとは次のようなソフトウェアだと説明されています。 Tectonic combines Kubernetes and the CoreOS software portfolio in an integrated package. This includes a management console for workflows and dashboards, an integrated registry to build and share Linux containers, and additional
2015-03-24 今風にPostgreSQLの開発環境をつくってみた 最近ホットすぎるPostgreSQL界隈ですが、せっかくなので今風に開発環境を作ってみました。 PostgreSQLおさらい 近年のPostgreSQLの進歩は目覚しいものがあって、高いスケーラビリティはもちろん、アプリとの親和性の高さもあって注目度を増しています。 9.4系からはJSONBサポートに加えGINインデックスの性能強化等があって、RDBの特性を持ちながらドキュメントDBのような使い勝手を実現しています。MongoDBもびっくりですね。 ちなみにAmazon RDSにもつい最近9.4.1がサポートされましたね。 Amazon RDS for PostgreSQL support for major version 9.4.1 というわけでこんな今風なPostgreSQLを今風に環境構築してみようと思います
Dockerを本格的に使い始めると、どのコンテナが動いていて、イメージは何があるのかなどの管理が煩雑になります。ターミナルで操作はできるものの、実際に運用を行っていく中ではやはり管理用のインタフェースが欲しくなるのではないでしょうか。 そこで使ってみて欲しいのがSeagullです。コンテナやイメージの状態を一覧表示したり、起動や停止と言った操作もできるDocker管理用のWebシステムとなっています。 今回はこのSeagullをさくらのクラウドを使って試してみました。 用意するもの Ubuntu 14.04 LTS(CentOSやCoreOSでも動くと思いますが) Docker(apt-get install docker.io) Seagullのインストール SeagullのインストールはDockerコマンドでできます。 $ docker run -d -p 10086:10086 -v
ご存知、Hubotをわりとモダンなやり方で作ってみたのでご紹介します。コピペで作れます。Dockerでいれるので環境が汚れません。 satoshun00です。 ご存知、Hubotを、ちょっとモダンなやり方で作ってみたのでご紹介します。 実際にFennecLabチームで使用しているfennecbotはこの手順で作りました。 Githubにリポジトリを公開しています。 https://github.com/fenneclab/fennecbot pros コピー&ペーストで作れます Dockerでいれるので環境が汚れません cons SlackとHubotがURLで連携するため、リモートの置き場所が必要です 今回はさくらVPSで運用 今回はMac OS X(ローカル)とCentOS6(さくらVPS, 実運用)に入れました。 Installation Docker Docker Document
最近はVagrantやChefをかじっていましたが、世間はどうもDockerで盛り上がっている様子です。 Dockerについての知識は、 「仮想化ソフトウェアの一種?」「コンテナ型?」「速いらしい」 くらいのぼやっとしたものしかありません。さすがにこの知識では恥をかきそうなので、少し調査してみることにします。 とりあえずDocker上で何らかのアプリを動作させることができれば、ある程度理解できるのではないでしょうか。 環境はWindows 7 (64bit)。動作させるアプリはJenkinsとします。 Dockerのインストール まずは動かしてみる派なので、理屈などは後回しにしてインストールを試みます。 instllationの項目を確認すると、Microsoft Windowsの項目がありました。Linux環境は用意しなくてもよさそうです。 Docker for Windows Inst
VMware、Dockerのような独自の新技術「Project Fargo」発表。1秒以下で仮想マシン起動を実現。VMworld 2014 VMwareはサンフランシスコで開催中の「VMworld 2014」において、急速に普及するコンテナ技術の1つであるDockerとの協業を発表し、積極的にVMware製品群で対応することを明らかにしました。 [速報]VMwareがDockerと協業発表。エンタープライズにおけるコンテナ環境の実現へ。Kubernetesにも参加を表明。VMworld 2014 その一方で同社はDockerのような、仮想マシンをまるでコンテナのように軽量に扱える独自の新技術「Project Fargo」の存在を明らかにしました。その概要がVMware CTO, AmericasのChris Wolf氏がポストしたブログ「VMware and Docker – Better
twitterでちょっとつぶやいてたけど,最近自分がよく聴いてるPodcastをまとめてみる.Tech系以外もすこし混じってる.他にオススメあれば教えてください. 日本語 Rebuild - Podcast by Tatsuhiko Miyagawa - Podcastを聴くという習慣はここから始まった.大学院生のころからずっと聴いてる.Liveもできる限り聴いてる.大ファン.取り上げる技術もすごい尖っていて面白い.全エピソード好きだけど,敢えてあげるなら,“3: MessagePack”,“14: DevOps with Docker, chef and serverspec”,“27: Dragon Quest, Docker and AngularJS”,“35: You Don’t Need API Version 2”, “37: N Factor Auth”,“42: When
アプリケーション実行環境をLinuxコンテナのDocker Engineに最適化し、軽量LinuxOSとして開発されている「CoreOS」が、初めての安定版「CoreOS 367.1.0」をリリースしました。 CoreOS 367.1.0には「Linux 3.15.2」と「Docker 1.0.1」が含まれており、Amazon EC2、Google Compute Engineなどの主要なクラウドをサポート。日本では、さくらのクラウドが早速OSイメージとして「CoreOS 367.1.0」をパブリックアーカイブに含めたと発表しています。 またCoreOSの開発元であるCoreOS社が先日発表した「CoreOS Managed Linux」では、管理ツールや電話サポートなどを含む商用サポートも提供されます。 今後さまざまなDocker実行環境が CoreOSはDocker Engine上のア
こんにちは、エンジニアの鈴木です。 近年のインフラ周りの技術革新はめまぐるしいスピードで進んでいますね。 インフラ周りの「今更聞けない人の為のシリーズ」は ・Vagrant ・Chef に続いて3つ目になりました。 この記事は以下のような人を対象としています。 ・Docker ってそもそも何? ・Docker って名前を聞いたことあるけど、触ったことがない。 Docker ってそもそも何? Docker(ドッカー)とは、Go言語製の軽量な仮想化環境を実現するためのツールで、オープンソースのコンテナー管理ソフトウェアの1つです。 OSやアプリケーションの設定をしたものをそのままイメージとして保存できるので、Dockerが導入されている別のサーバに設定を簡単に移行することができます。 完全仮想化を行うハイパーバイザー型製品と違って Docker はコンテナ型仮想化なのでディスクの使用量も少なく
vagrant_coreos_docker.md Vagrant + CoreOS + Dockerを利用した開発環境セットアップ MacOSX + Vagrant + CoreOS + Docker + Ubuntuの環境。 2014年6月11日時点での情報。 Version: CoreOS 343.0.0 Kernel: 3.14.5 Docker: 1.0 技術要素の説明 独断と偏見での説明。 Vagrant - 仮想マシンの作成・起動・停止などを簡単に行うためのツール VirtualBox - 仮想化ソフトウェア CoreOS - Dockerを実行するのに特化した最低限のLinuxイメージ Docker - コンテナ型実行環境を提供するツール Why Docker? いろいろな環境を仮想OSで準備するのはだるい そのためにVagrantがあるが、OSイメージが乱立するとディスクス
はじめに みなさま、はじめまして。加藤と申します。最近注目を集めている仮想化技術の『コンテナ』に関する連載を始めることになりました。よろしくお願いいたします。 コンピュータの性能が向上し、仮想化という言葉も一般的になりました。従来はVPS等のサービスやIaaS、クラウドといったキーワードと共に語られることが多かった仮想化ですが、最近では開発者自身のPC上で仮想化を使ってテスト環境を作成し、使い終わったら消去するという使われ方が増え、仮想化技術を扱うエンジニアも、インフラエンジニアからアプリ開発者まで広くなりました。 また、従来は仮想的なマシンをコンピュータ上で実現するVMware、Hyper-V、KVMといった技術が話題になることが多かったことに対し、最近ではImmutable Infrastructureといったキーワードと共に『コンテナ』が話題になることが増えました。『コンテナ』とは
Dockerのための軽量OS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」、Red Hatが発表 Red Hatは、Dockerコンテナの運用に最適化した軽量なOS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」を、今年リリース予定の「Red Hat Enterprise Linux 7」と合わせてリリースすると発表しました。 Red Hat Enterprise Linux Atomic Hostは、Red Hat Enterprise Linuxの派生OSであるため、Red Hat Enterprise Linuxと同レベルの信頼性、セキュリティ、使い勝手などを備えつつ、Dockerのコンテナの実行や運用に絞って軽量化することでオーバーヘッドを小さく、さらにパッチなどの運用の手間を小さくするとしています。 Dockerとの相互運
ちょっとずつ試してる。環境は以下。 MacOS X 10.8 VirtualBox 4.3.2 Vagrant 1.3.5 Packer v0.4.0 packer でCentOS6.5のイメージを作る まず、packerを使ってCentOS 6.5のイメージを作るところから。テンプレートはgithubにあげてます。 $ git clone https://github.com/kazeburo/my_packer.git $ cd my_packer $ packer build centos6.5.json テンプレートは https://github.com/hnakamur/my-packer-template-files を参考にさせて頂きました。 このあとの作業が楽になるようにCentOS 6.5をインストールしたあとに、yum groupinstall "Developmen
コンテナ型仮想化「Docker 0.7」リリース。主要Linuxディストリビューション全対応、ストレージドライバ同梱、コンテナ命名も可能に コンテナ型の仮想化は、ハイパーバイザによってハードウェアを仮想化する従来の方法とは異なり、OSの上に分離された複数のユーザー空間を作り出すことで、物理サーバの上に複数の仮想サーバを実現します。 ハイパーバイザ型に比べてコンテナ型は非常に軽量で、それがいまコンテナ型仮想化が注目される最大の理由になっています。一方、ハイパーバイザ型では仮想サーバごとに異なるOSが選べるのに対して、コンテナ型はその仕組み上、一種類のOSに限定されるという制限があります。 Dockerはコンテナ型仮想化ソフトウェアとしてもっとも注目度の高いソフトウェアといえるでしょう。バージョン0.7では主要なディストリビューションすべてで利用可能になったため、これからの普及に大きなはずみが
仮想化の分野はどんどんと新しいものが出てくる。全部を実際に試すことは出来なくても、筋が良さそうなものについては、どういうものなのかある程度把握しておきたい。最近はちょっと忙しくてあまり情報収集ができてなかったので、追いつこうと思ってちょっと調べてみた。 ハイパーバイザ型仮想化とコンテナ型仮想化 仮想マシンの歴史をたどると、メインフレームの方では随分と昔から使われている技術である、と出てくる。一方で、x86の世界ではそれほど歴史は長くなく、1999年にリリースされたVMwareがおそらく実用的な初の仮想マシン技術だろう。 VMWareはハイパーバイザ型仮想化と呼ばれる技術で、上に乗るOS(ゲストと呼ばれる)に対して仮想的なハードウェアを提供する。ハイパーバイザ型も、どのレイヤで仮想的なハードウェアを提供するかで更に細分化されるらしいが、よく知らないので、ここではそこまでは踏み入らない。ハイパ
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