復活祭(イースター)を迎え、教会から出てくる女性=24日、ウクライナ・マリウポリ/Alexander Ermochenko/Reuters (CNN) ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府長官顧問は、ロシア軍に包囲された南部の要衝マリウポリの状況について、正教会の復活祭(イースター)に当たる24日もロシア軍がアゾフスターリ製鉄所を継続的に攻撃していると語った。製鉄所はウクライナ軍に残されたマリウポリ最後の重要拠点。数百人の市民や負傷兵が身を寄せている。 ウクライナの指揮官は24日、イースターのメッセージの中で「敵は空中爆弾を投下し続け、船舶が砲撃し、大砲を発射し、敵の戦車が攻撃を続け、歩兵隊が突撃を試みている」とした。 アゾフスターリ製鉄所では、ウクライナ軍に組み込まれた「アゾフ連隊」が軍とともに抵抗を続けている。 同製鉄所を保有する企業の経営者は21日、製鉄所は壊滅に近い状態にあると