回転寿司チェーン最大手の「スシロー」が、“醤油ボトルの注ぎ口をペロペロ舐める”などの迷惑行為をした少年に対し、損害賠償を請求する訴訟を起こしていた。しかし少年側は「請求棄却」を求めて争う構えで、いくつかの争点では真っ向から反論する姿勢も見せている。裁判記録から明らかになった、その驚くべき内容とは。 【写真】これで損害賠償6700万円! 裁判でも「証拠」提出された“ペロペロ動画” *** 〈本件訴訟は、被告の迷惑行為に端を発している。被告は、現在も反省の日々を送っている。以上を前提に、被告は本件訴訟手続を通して、法的に適切な解決をするために、以下の主張をすることをご理解願いたい〉 5月11日に提出された少年側の答弁書は「はじめに」と題し、このような一文から始まっていた――。 「スシロー」が本社のある大阪地裁に少年を提訴したのは3月22日付。訴状によれば、今年1月3日、少年は友人と連れ立って岐