概要 LBA(Logical Block Addressing)とは、ストレージ(外部記憶装置)の記憶メディア上の個々の記憶単位(セクタ)の位置を表す方法の一つで、すべてのセクタに通し番号を付けて先頭からのセクタ数で位置を識別する方式。 記憶メディアはセクタ(sector)と呼ばえる均等なサイズ(数百バイトから数キロバイト程度)の小さな領域に分割されて管理されるが、従来はメディアの種類や内部の物理的な構造により位置の指定方法が異なっていた。 LBAではどのような構造の装置でも、媒体内のセクタに何らかの方法で順番を決めて0番から通し番号をつけ、この番号によってセクタを指定する。LBAを何ビットの値で表すかはコンピュータ側との接続規格によって異なり、古いIDEでは28ビット(最大約2億7千万セクタ)、SCSIでは32ビット(最大約43億セクタ)となっていた。 Large LBA (48ビットL