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世代と教育に関するizaemon314のブックマーク (2)

  • 「世界に一つだけの花」の後遺症

    ここ暫くのニュースは新型コロナウイルスで持ちきりであるが、これについては前回書いたので、今回は敢えて違う話題を取り上げることにする。 最近、新型コロナウイルス問題がなければ、もっと大きく報道されたであろう芸能ニュースが二つあった。一つは槇原敬之の逮捕、もう一つは中居正広の事務所独立である。この二つのニュースで思い出されるのが、槇原敬之が作詞・作曲し、SMAPが歌った「世界に一つだけの花」である。 2003年にリリースされたこの歌は大ヒット曲となり、当時は中学校などでも盛んに歌われたようである。当時の中学生と言えば、現在30歳前後の世代である。この曲がヒットしていた当時、私には一つ疑問があった。それは、この曲の歌っている人たちが、その歌詞をどのように解釈していたかである。私は二つの正反対の解釈がありうると思っていた。 一つは、自分は素のままでも独自性のある存在なのだから、宝飾品やブランド物の

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  • 「やたらと気を遣う」若者は、誰が作ったか?

    「新しい学力観」が生み出した、すさまじい変化 原田:尾木先生はずっと若者に寄り添ってこられたわけですが、ここ5年、10年ほどの若者を見ていて、変化が起こってきたな、と思うことはありますか? 尾木:ここ10年でみると、3つくらいの変化を感じますね。ひとつ目は、大人、特に学校の先生に反抗しなくなったということ。気づいたのは2003~04年くらいだったでしょうか。 原田:それは当時の中学校、または高校生のことですか。 尾木:大学生です。振り返ってみると、きっかけは1989年改定の学習指導要領で、「新しい学力観」と言いだしたことだったと思います。それまでは、テストを受けて点数が高ければ、満点を取りさえすれば、相対評価で5がつくのが一般的な常識だったでしょ。ところが、その常識が崩れたんです。 たとえば満点を取ったA子さんと80点のB子さんがいたとします。そこで、B子さんのほうに5(の評価)がついて、

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