芸術とマルチチュード 議論セル企画座談【3月30日(日)13時〜14時半】 アントニオ・ネグリ/田中泯(ダンサー)/川俣正(美術家)/高嶺格(美術家)/宇野邦一(現代思想) 司会=廣瀬純(龍谷大学教員) 「芸術は人間の全運動を先取りする。芸術とは、構成する力であり、革命の力なのだ。」A・ネグリ『芸術とマルチチュード』 「社会体に組み込まれているとはいえ芸術は、自らを支えるものとしては自分しかもっていません。これは生み出された作品はすべて二重の目的をもつからです。一方で作品は、社会的ネットワーク内に挿入されることを目指し、社会はそれを受け入れるか打ち捨てるかになります。もう一方で作品は、芸術の宇宙を、まさに自ら崩れおちるというおそれの下にある限りで讃えようとするのです。」F・ガタリ『カオスモーズ』 大ラウンド・テーブル「マルチチュードか、プレカリアートか?」── この国の「路上」からトニ・