こんにちは、インポーターの大野みさきです。 近年はコロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店の断続的な休業やイベントの自粛などで、世界のワイン消費は落ち込みました。 シャンパーニュ地方は、昨年は豊作に恵まれたにも関わらず、供給過多による価格暴落でシャンパーニュのブランド価値が損なわれる恐れがあったため、同地方では収穫したぶどうの一部を廃棄するという苦肉の処置を取りました。世界中で生産量、販売量、輸出量のいずれも前年を下回り、ワイン業界も大変な局面を迎えています。 そんな中、「ぶどうの卸先がない!」と窮地に陥った生産者に、「全量を買います!」と言った男前インポーターがいます。SOS発信の時点ではぶどうの状態でしたが、ワインになると延べ25,000本になる計算です。 コロナ禍で生まれたアイデアいっぱいのワイン 今日は、「全量を買います!」で、生産者とぶどうを救ったインポーターのワイン誕生秘話をご紹