タグ

2010年2月13日のブックマーク (4件)

  • ゲーム理論

    ゲーム理論 ゲーム理論の前提 1)各人は、自己の利益を最大化するように、行動する。 2)その際、各人は、合理的に判断して、自己の戦略を決定する。 3)従って、他者(競争相手)のとる戦略を予想して、自己の戦略を立てる。 ゲームの種類 0)ゲームは、協力型と非協力型のゲームに分けられる。(以下の例は、すべて非協力型) 1)最終的に、賭けマージャンのように、参加者の得る利益を合計するとゼロになる「ゼロサム(Zero-Sum)」ゲームと、そうでない(総和がゲームの前と較べて増加もしくは減少する)「非ゼロサム」ゲームがある。 資主義社会は、常に富(利益)が増加する、非ゼロサム型の社会だと考えられてきた。 2)プレイヤーが同時に行動する同時進行型のゲームと、そうでない交互進行型のゲームがある。 囲碁や将棋は交互進行型のゲームなので、先手が有利とか、後手が有利という差が生じる。両者が同時に次の手を指す

  • ゲーム理論入門--ゲーム理論の成り立ち 2001年2月19日(月),20(火)放送: 慶應義塾大学中山幹夫 担当

    2001年2月19日(月),20(火)放送: 慶應義塾大学中山幹夫 担当. ゲーム理論の創始者達の理論を学説史的に振り返り,どのような理論として誕生し,何を目指して展開していったのかについて考えます.とくに,数学者フォン・ノイマンの有名なミニマックス定理や経済学者モルゲンシュテルンとの共同研究の成果である結託を許す協力ゲームの理論と,数学者ナッシュによるこれらと補完的な非協力ゲームの理論がどのような発想のもとに創られたのかを考えます.また,ナッシュの交渉問題や,方法論としてのナッシュ・プログラムについても簡単に触れる予定です. (TOPページへ戻る) 目次 はじめに ゼロ和2人ゲームとミニ・マックス定理 チェスの必勝戦略 協力n人ゲーム 安定集合とコア 非協力n人ゲーム 協力2人ゲーム 最適脅し戦略 実験へのコメント はじめに ゲーム理論は,一般に利害の必ずしも一致しない状況における合理的

  • ゲーム理論による経済分析

  • ビジネスのための雑学知ったかぶり 最後通牒ゲーム

    「AさんとBさんの前に1万円があります。AさんとBさんはCさんにこの1万円をもらって二人で分けることになったのですが、Cさんは1万円を分けるときの条件を一つつけました。それは1万円をどう分けるかAさんが決めること、BさんはAさんの分け方が不満なら拒否できること。ただし、Bさんが拒否したら、AさんもBさんも1円ももらえません。Aさんはどのような分割提案をすべきでしょうか?」 これはゲーム理論で最後通牒ゲームというやや大げさな名前のついたゲームです。「論理的には」Bさんは分割提案を拒否してしまうと何ももらえないのですから、1円以上どんな提案でも拒否する理由はありません。つまりAさんが9990円をAさんに10円をBさんに分けるという提案をしたなら、それを拒否したら10円以下の0円の収入しかないのですから、それでも受け入れざる得ないはずです。しかし、実際にはAさんが極端に自分に有利な提案を行うとB