「The Sorting Algorithm Demo」というページでソートアルゴリズムの比較をしています。 Bubble Sort, Quick Sort, Odd-Even Transposition Sort, Shear Sortの4種類のデモとJavaによるソースコードがあります。 各ソートデモはクリックすると開始されます。 授業などで説明を聞くよりもこのような動画デモを一発見る方が効果がありそうですね。 Bubble Sortがいかに遅いかを実感できます。
これまでの手ぶれ補正に対するアプローチと言えば、レンズや受光部分をぶれないように細かく動かすか、あるいはISO感度を上げるとか、それぐらいしかなかったわけです。ソフトウェア上で処理しようとすると単純なアンシャープマスク程度しかなく、単純に輪郭がはっきりするのみで実用的ではなかった。 ところが今回のマサチューセッツ工科大学とトロント大学の研究成果はすごいです。上記写真を見れば分かるように、左端がもとの手ぶれ写真、真ん中が単純なシャープ、そして右端が今回の新型手ぶれ補正アルゴリズムです。 詳細は以下の通り。 Photo-deblurring Research Debuts at Siggraph Conference - Emerging Technology ソフトウェアベースなので携帯電話などに応用が可能。携帯電話のカメラ特有の軽いボケた感じが改善される可能性大です。 ただし、スローシャッ
これだけは知っておきたいアルゴリズム ~ハッシュ関数・公開鍵暗号・デジタル署名編:デファクトスタンダード暗号技術の大移行(4)(1/3 ページ) 前回の共通鍵暗号の紹介に引き続き、安全性・処理性能ともに優れていると国際的に認められ、米国政府標準暗号、欧州のNESSIEや日本のCRYPTREC(Cryptography Research & Evaluation Committees)での推奨暗号、ISO/IEC国際標準暗号、インターネット標準暗号などで共通して選定されているハッシュ関数・公開鍵暗号・デジタル署名について紹介する。 共通鍵暗号ではアルゴリズムそのものを代替わりさせることによって、より安全でより高速なものへと移行することが可能である。これに対して、ハッシュ関数、公開鍵暗号、デジタル署名ともに、アルゴリズムそのものを代替わりさせるというよりも、基本的にはほぼ同じ構成のままハッシュ
L が鍵長で N が被署名データのサイズです。 FIPS186-3 ドラフト案ではこの組み合わせの中から選択して使うべきとしています。 ところで署名・暗号に使う鍵の長さはどの程度が適当でしょうか。 確かに長ければ長いほど安全といえますが, 長すぎる鍵はとりまわしが不便です。 この件については IPA/ISEC による 「将来の暗号技術に関する安全性要件調査」 が参考になります。 詳しい内容はそちらを読んでいただくとして, 結論としては, 今後10年のスパンで考えるなら共通鍵暗号の鍵で128ビット程度で十分なようです。 128ビットの共通鍵暗号鍵を公開鍵暗号鍵に換算するとどの程度になるかは難しいですが(先ほど紹介した調査報告書では参考値としながらもかなり大きい鍵を要求しているように読めましたが), これについては RSA Security による 「A Cost-Based Security
インターネットの進化を振り返ると、その発展の過程はニューヨークのマンハッタン島の歴史とよく似ている。どちらも最初に住所システムが作られた。片や碁盤目状のストリート(東西方向)とアベニュー(南北方向)、片や8ビットの数字で表されるツリー構造のIPネットとサブネットだ。この2つの体系的な住所システムは、どちらも後に、名前による場所の表記が組み合わされた。前者では地下鉄の駅名、後者ではDNSディレクトリだ。 だが現状では、この豊かで多様などちらの空間でも、そこに詳しい人以外が一般に目にするものは、そのリソースのごく一部に限られてしまっている。よそからニューヨークを訪れる人は観光ガイドに相談するし、一般のインターネットユーザーは、Googleが検索結果の最初のページに表示するものしか見ないからだ(4月26日の記事参照)。どちらの場合も、見えない力が選択肢を狭め、ほとんどのユーザーは排除された選択肢
コンピュテーションアートとは、いわゆるアルゴリズムや数式などによってグラフィックイメージを自動で創り出すというもの。マンデルブロ集合などがその例です。中でもこの「Complexification」にて公開されているものはどれもコレもクオリティが尋常ではないくらいに高い。 また、このグラフィック生成に利用されているJavaAppletも公開されており、オリジナルの画像を作成できる。それどころかソースコードまで提供されている。 Complexification | Gallery of Computation http://www.complexification.net/gallery/ 例えばこれは上から見下ろした街並みのようなイメージを生成するアプレット。放置しておけばどんどん細かく美麗になっていく。なんとなくシムシティの超高速版みたいな印象も受ける。 Substrate(900×900
チームラボは、関連会社チームラボビジネスディベロップメントと共同で開発した国産ウェブ検索エンジン「SAGOOL」ベータ版を公開した。 Googleが設定するPageRankのように、従来の検索エンジンではウェブサイトへのリンク数を重視して検索結果を表示する。しかしSAGOOLでは「人の主観や興味を反映した検索結果」を表示することを目指すという。 SAGOOLは、独自のアルゴリズム「オモロ」に基づき、人々が興味や驚きの意見を示したウェブページを抽出し、検索結果を表示する。アルゴリズムの詳細は非公開だが、チームラボが持つ自然言語処理技術を応用し「面白い」「美味しい」「楽しい」といったポジティブな評価が高いサイトを重視した検索結果を表示する。 現在のインデックス数は現在インデックス数は数千万程度。今後はアルゴリズムやユーザーインターフェースの改良を実施する予定だ。
独自の「オモロアルゴリズム」を開発した。被リンク数を重視するGoogleのような検索エンジンと異なり、人の主観や興味を反映した検索結果が得られるといい、より面白いもの、ディープな情報、コアな情報を探せるとしている。 今後、インタフェースやアルゴリズムの改良などを行い、各種メディアとも連携をはかっていくとしている。
テクノロジー哲学者で、カリフォルニア大学サンディエゴ校のコンピューティング芸術研究センター長を務めるSheldon Brown氏の「Scalable City」ソフトウェアはコンピュータがいかにして、あらかじめ決められたアルゴリズムに従い、新しい都市あるいは郊外における環境のレイアウトを限られたスペース内にデザインできるかを示してくれる。 提供:Sheldon Brown/Center for Research in Computing and the Arts テクノロジー哲学者で、カリフォルニア大学サンディエゴ校のコンピューティング芸術研究センター長を務めるSheldon Brown氏の「Scalable City」ソフトウェアはコンピュータがいかにして、あらかじめ決められたアルゴリズムに従い、新しい都市あるいは郊外における環境のレイアウトを限られたスペース内にデザインできるかを示して
サンディエゴ発--コンピュータはビデオゲームの創作や都市環境のシミュレーションには強力なツールである。しかし人間はマシンをコントロールし続け、結果が手に負えなくならないようにしなければならないと、テクノロジー哲学者のSheldon Brown氏は述べている。 カリフォルニア大学サンディエゴ校のコンピューティング芸術研究センター長を務めるBrown氏は、学術研究者であるとともに産業コンサルタントでもある。同氏はアルゴリズムを使って創作されるコンテンツの力をデモンストレーションするプロジェクトの開発と監督に携わっている。しかし同時にBrown氏は、コンピュータが大切な詳細事項を見落とす可能性があることを主張するのも重要だと考えている。アルゴリズムを使った試みのうち問題が発生し得る例として、実世界での居住性を見送り、あるエリアに建物を最大限建てようとすることなどが挙げられる。 「何かが可能だから
仕事でコード書いてた頃の話。 机上に「本」というメディアは無かった。プログラミングといえばお手本のコピペ&手直しで仕上げてた。だから、せいぜい入門書やリファレンスといった辞書的なやつだけで、3年もすれば「古い」と引き出しの中へ。 だから、いつまでたっても上手なのは「お作法」だけ。あたりまえだ。仕様を実装したコードに「似た」コードやパターンを探し出す→コピペがプログラマの仕事だと思ってたから。ネットの情報が「全て」であって、「考える」とは、「いかにお手本に合わせるか」だったから。 プログラマというよりも、むしろ「コーダー」。その辺は「プログラマになれなかったわたし」[参照]に書いた。 ここでは、「コンピュータの名著・古典100冊」の既読リストで恥さらし。いかにちゃんとした本を読んでいないかがよっく分かる、なさけない。 本書はプログラミングに限らず、ソフトウェアエンジニアとしての libera
iPhoneの一般修理店は予約なしでも来店できる? 基本的には飛び込みで修理に行ってもOK iPhoneを置いていたソファにうっかりと腰かけてしまい、パネルを割ってしまった、こんな時はスマホの一般修理店へ行きましょう。画面割れは、スマホやタブレットの故障原因として非常に多いものです。予約なしで突然お店に行っても平気かしらと、不安に思う方々もいらっしゃるかもしれません。結論としては特に問題はなく、予約なしで訪問しても画面割れの修理はお願いできます。 ただし他のサービス業のお店同様、予約なしの場合、お店が混雑していると順番待ちをしなければいけないです。特に繁盛しているスマホ修理のお店だと、行列が店内で出来ており、予約なしだと、自分の順番が巡ってくるまで長時間待たされる可能性があります。平日の朝、昼なら利用客が少ない場合が多く、飛び込みでも比較スムーズに修理が頼めます。 予約は入れた方が時短に、
use strict がどうのこうのという話があって、そういえば昔自分もそんなこと書いたなあと思っていろいろ自分の書いた Perl の話を見返してて、せっかくだから拙作のまとめでも作っておくかと思いました。とりあえず文章量がそれなりにあって、まとまりのあるものだけを見繕ってみます。 今見ると、当時の理解が不十分で微妙なところもあったりしますが、そのあたりはご愛嬌。 いま読んでもまだ陳腐化はしてなさそうな話 お薦めの Perl 本をいくつか紹介 : NDO::Weblog Perlおすすめの書籍や情報。今ならここにPerl救命病棟とWEB+DB PRESS総集編を入れるかな。 Perlプログラマのレベル10 - Perlプログラミング救命病棟より - naoyaのはてなダイアリー Perlプログラマのレベル10。なんか他言語にも飛び火した。 Perl の変数に関するちょっとした誤解と、動的な
なんか、最近 Google の検索結果がおかしいとか、壊れているという話をよく聞きます。Google で MS の情報を検索すると無関係なサイトが上位にくるなんて話もありましたが。 4月に Google のデータセンターが刷新され (BigDaddy というらしい)、検索アルゴリズムが変わたそうですが、その後の調整がまだ行なわれているのだと思います。 あるキーワードで検索した結果、BigDaddy 前は補足結果と表示されるものを含めて 14~15件でしたが、BigDaddy 後は 38,500件前後になっていました。どうも日本語の分かち書きアルゴリズムが変わったようです。熟語が単漢字にバラバラにされるような感じです。たとえば「ブログ」は「ブ」と「ログ」に分かれて検索されていました。件数が増えたのはこのためでしょう。 ところが今日そのキーワードで検索すると 2 件しか出てきません。分かち書き
実際に運用中の情報システムで利用されている暗号アルゴリズムを移行することは、大規模なシステムであるほど、大変な労力とコストが必要となる。従って、規模が大きく、また長期運用が前提となっているシステムほど、暗号の選定には慎重になるべきである。 その意味で、「システム性能要求上問題がない範囲内であれば、現時点における最も高い安全性が確認されている暗号の中から選択するのが望ましい」というところに、暗号技術の2010年問題【注】の本質がある。いい換えれば、現在のデファクトスタンダードだからとの理由だけでその暗号を採用することは必ずしも勧められない。 【注:暗号技術の2010年問題とは】 米国は、現在利用されているすべての米国政府標準の暗号技術を2010年までにより安全な暗号技術へ交代させていく方針を明確に打ち出している。現在、世界中で使われているデファクトスタンダードの暗号技術は、そのほとんどすべて
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